あまり興味の無い人にはさくらんぼにいろんな品種があるなんぞ、知られていないだろう。僕も去年までは佐藤錦しか知らなかった。
もちろんダントツに旨いのは佐藤錦だ。そして、二番手が紅秀峰という品種。だが地元だけあって他の品種もいくつか売っている。
稚拙に並べてみた。
残念ながらそろそろ時期が終わりらしく、今回は佐藤錦は入っていない。
右上のが紅秀峰というここ2週間ぐらいが旬の品種だ。佐藤錦に比べて大ぶりで、酸味が少なく甘い。それ以外のものはみんなマイナー品種だ。山形美人というのはちょっと小ぶりで味は佐藤錦に似ているが、なんか一味たりないなという感じ。月山錦というのはめずらしい黄色のさくらんぼで、そこそこ粒も大きい。贈答用の手詰め箱も売っている。味は、ほぼ甘さのみ。子供にはいいかも知れない。
紅きらりというのは、ほとんど昔ながらのさくらんぼという感じだ。子供の頃に味ナシのさくらんぼを食べて、日本のさくらんぼって不味いなと思ったナポレオンという品種と同じような味だ。
売っているのの大半は佐藤錦と紅秀峰だが、どこの農家でもほかの品種も作っているらしい。僕にはよくわからないが、受粉させるためにほかの品種も育てなきゃならないとのこと。
さくらんぼは収穫がものすごく手間がかかるので、売り物にならない不人気品種は、実がなっていても収穫しないで放置だそうだ。収穫はとてつもない手間だそうだ。
そんな手間は知る由もなく、能書きを言いながらすぐ1パックぐらい食べてしまう。
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