自分のブログをニヤニヤ見返す中島塾の中島です。

数日前に書いた情熱大陸が書いていても読んでいても楽しすぎたので、今日は別バージョンを書きたいと思います。

僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

前回の情熱大陸がイマイチだったという方は、明日何か別のことを書きますのでそのときに楽しんでいただけたら。

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もし私が情熱大陸からオファーを受けたら、その回はどのような展開になるのだろうか。今から万全の準備をしておきたいと思う。

ピコピコピコ

中

ピコピコピコ

中島

ピコピコピコ

中島雄

ピコピコピコ

中島雄一

ジャッジャッ ジャージャッジャー ジャジャ ジャッジャッジャジャー

授業を終えた中島は、おもむろにタブレットを開くと、そこには複数の芸能人の写真があった。

『塾生たちにね、理科とか社会の用語を覚えなさいって言うじゃないですか。でもボクは昔覚えちゃってるんですよね。だからフェアじゃないな、と。ボクも新しいことを覚えたいので、子どもたちが既に知っていて自分は知らない芸能人の名前を暗記してるんですよ。』

中島は次々と画面を変えながら自分で自分にクイズを出していく。

『みちょぱ、ゆきぽよ、にこるん、・・・これがあいみょん。福士蒼汰と中川大志が難しいんですよ。これは横浜流星でこれが新田真剣佑。最近ラグビーもやってます。これがリーチマイケル、松島幸太朗、堀江翔太、プロップの稲垣啓太、レメキロマノラヴァ。フルネーム覚えるのに3日かかりました。漢字も書けます。』

中島は自慢気に話し続ける。

『暗記が必要とか不要とか言われますけど、必要不要の前に暗記って楽しくないですか。頭の中にたくさんの物があって、そういうのがふとした瞬間に出てくるんですよ。以前にボクの弟（30代）と長男（当時小学生）が将棋をしていたので、「おっ、壬申の乱（天智天皇の弟と息子との戦い）やな。」って声かけたんですよ。2人ともポカーンとしてましたけど。』

必要最低限度の知識をギリギリそろえるのではなく、自分の頭の中にたくさんの面白い物をとりあえず置いておく。使わなくてもいいじゃないか、と中島は言う。

『去年は次男（当時5歳）と関取の名前を覚えて遊びました。白鵬翔に鶴竜力三郎、豪栄道豪太郎ってすごい迫力ですよね。御嶽海久司の色紙が家にあります。あるときボクが高安晃って言ったら次男は「高安あきら100パーセント！」って言うから、いやそりゃ違う、と。』

教科書で暗記デビューをするから暗記が辛くなるのだ、と中島は言う。

チャーチャーララー

『もちろんスマホで調べれば出てくることって多いですよ。それでも、頭の中にあってその瞬間サッとテンポよく出せるものって、楽しい会話に欠かせないんですよね。』

チャララーララー

『老若男女問わず会話が楽しい人ってモテますよ。一緒にいたい、もっと話したい、ってなるでしょう。逆に何もない人と長時間一緒にいるのは苦痛でしょうね。そりゃスマホでもないと間が持たないですよ。』

そう言って中島はスライドを1枚見せてくれた。

チャーチャーララー 

【日本経済新聞】出生数90万人を切る

『モテる人間が増えないと・・・ねぇ。』

チャララーララー

中島節が止まらない。

これからも中島の挑戦は続く。

−完–

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