1月生まれであるのを利用して「41歳です」「41歳でーす」と連呼している中島塾の中島です。同級生たちは次々と42歳になっているんですけど、そういうことについてはダンマリを決め込んでいます。
で、41歳のオッサンが普段から小学生・中学生たちと同じ教室にいて感じることは、
(この子たちは言葉を知らないんだなぁ。)
ということです。
【10歳までに覚えておきたい・・・】
のようなタイトルの本を、中学3年生(15歳)で読むような感じです。この影響は国語という教科にとどまらず、理科や社会など他の教科にも広がります。
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私が最近中島塾の中で中学生に教えた言葉を下に書き出す。このブログをご覧の方々は、以下の言葉の意味をお子さんに説明することができるだろうか。
◆以心伝心
◆尻に火がつく
◆起死回生
◆単刀直入
◆嘆かわしい
◆ほとぼりが覚める
◆千里の道も一歩から
余談だが、言葉の数が少ないと、自分の頭の中で考えるときに不利にはたらくだけでなく、対人関係も悪くなってしまうケースが多い。「ついカッとなって・・・」と言って事件が起きるのも、言葉で相手を説得したり自分の気持ちを正確に伝えられなかったりするからだ。
子どもの場合、どんなに高価な洋服を買ってもいずれサイズが合わなくなるし、どんなに高級な寿司屋に連れて行っても価値は分からないかもしれない。しかし、言葉の数を増やし思考力を鍛えるための土台を築くのは、その子の一生の宝物になり得る。
言葉の数が多く、思考力のある子を育てていきたい。
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