EテレSwitch 京極夏彦×佐野史郎 | [ridiaの書評]こんな本を読んだ。[読書感想文]

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あー 面白かった!

 

 

 

 

不要不急

無駄

 

 

ネガティブで暗黒でアンダーグラウンドな

日陰に蠢く妖怪のように

 

 

明るく有意義、正しさや実用性からズレたものを愛するおふたりの屈折がいとしい。

 

 

かたちのないもの

目で見えにくいけど、感じるなにか

 

心で思ったことを言語化して思考しながら、言葉にならない沈殿した感情とともに生きている。

 

揺れては霞のように浮かびあがり、掴もうとすると消えてしまう事実と虚構のあわいに、人間のどうしようもなさが混ざっている。

 

 

 

 

 

現実の生活の慌ただしさに見過ごして忘れがちな感情を思い出した。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、佐野史郎も京極夏彦も変人ではあるんだろうけど、堅実で端正な社会人だと思う。アウトローとは真逆。

まっとうすぎるほどまっとうだからこそ、道の端っこをよろよろしてたり妙なこと言ってる人を見つけられるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京極夏彦の書庫はいつ見ても凄い。

素晴らしい。

 

水木しげる部屋は神域なんだなあ。(注連縄があった)

 

 

 

 

 

 

久しぶりに怪奇小説・幻想小説を読んでみようかな。

 

京極夏彦作品からもずいぶんと離れてる。

 

新刊を読まないうちに古本になってしまう。

 

 

佐野史郎の母校の講師陣に澁澤龍彦までいてニヤニヤしてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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