立派な、典型的な開帳型の樹形を誇る我が家の<1>ネバディロブランコ。
早い段階から枝を横に引っ張って、盆栽のように枝を矯正して作った樹形です。
これが2008年4月。
なんと10年前のネバディロブランコです。
ここに歴史あり(ってか私もよくブログを続けている。自画自賛)
⇒過去ログ「ミッション樹形の歴史」
※最初はミッションを指定して植木屋さんに植えてもらったもの。のちにネバディロ認定。
今年はたくさん実もなっています。
この木は道路に面しているため、結実よりも樹形を優先してきたんですが、
今年ついに樹形と結実の両立が叶いました。
これだけこのネバディロに実が生ったのが初めてなんです。
そして見覚えのある実であることに気が付きます。
お尻が尖って、実がツヤっていることに
<14>ピクアル
樹形こそ開帳型にはなっていません。
でもこれは仕立て方次第でどうにでもなる気がします。
実はこうして先尖り。
シュッとした葉。
成熟してくるとツヤッと光る実。
これぞピクアルという特徴をしています。
そこで私はあることを思い出しました。
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私の宝物『WORLD CATALOGUE OF OLIVE VARIETIES』
ここにある気になる記述があります。
Picual
≪TREE:樹≫
vigour:樹勢 medium 中位
growth habit:成長の癖 spreading:開帳型
canopy density:樹冠の密度 dense:密集
≪INFLORESCENCE:花≫
length:長さ・丈 short:小さい(<25mm)
number of flowers:花数 medium:中位
≪SYNONYMS:同義語・別称≫ “Nevadillo Blanco”
詳しくは過去ログ⇒WORLD CATALOGUE
8年前の私は嘘だと、そんなはずはないと思っていたんです。
・・・同じかもしれない(苦笑)
でも!!決定的に違う特徴がひとつだけあります。
それは幹のゴツゴツ。ネバディロブランコはそれは古木のように樹皮がべりべりにはがれるくらいゴツゴツしているのに比べて、ピクアルはツルツルです。
だから、別品種ではあるけれど、遡った祖先はDNAでつながっているのかもしれません。
オリーブは世界中に1200種とも1500種あるとも言われています。
奥の深い深い面白い樹木です。
遥か昔にオリーブの実を見て思いを馳せる。
そんな大人の自由研究です