今年は記録的に虫のいない夏でした。
なぜならそれは虫にとっても暑すぎだったから。
と、いうことは、やっぱり涼しくなったら倍返しだ←古い。
今になって、ハマキムシの猛攻に参り、極めつけに発見したのは・・・
あ、やべ。
オリーブアナアキゾウムシの仕業です。
日本固有のオリーブ専門害虫です。
頻繁にパトロールしていてもこの結果です。
<6>シプレッシーノの幹の根元。
オリーブの幹の根元に草を茂らせたり、落ち葉をそのままにしておくのは発見が遅れるのでお勧めできません。
葉っぱをどかしてみたら、結構やられている。
こないだ捕殺した成虫は卵を2つ抱えていたのでセーフだと思っていましたが、もうとっくに産卵済みだったようです。
オリーブは1日2つの卵を毎日生み続けるスペックがあります。
ということはネズミ算式に、爆発的に増えるんです。
だから気づいたときにはアナーキーマンションになって枯死という惨状になるんです。
日々のパトロールは欠かせません
マニュアルにはマイナスドライバーで掘って、幼虫を捕殺すると書いてありますが、私はそれで幼虫が出てきた試しがなく、健康な部分まで削り取って結果元気をなくす気がしているので掘りません。
今年のシプレッシーノの収穫は諦めて、スミチオン50倍希釈を散布しました。
周りのオダマキやセリンセのこぼれ種発芽たちが大きくなる前に発見できて不幸中の幸いでした。
こんなに大きくなっているシプレッシーノをここで枯らすわけにはいきませんね
それから毎日幹回りをぐるっと確認していますが、反対側からもおが屑が出現。
これは1匹や2匹ではなさそうですね
よく見ると幼虫が這ったであろう食害痕が樹皮下にはっきりわかります。
太い根っこの支持根も幼虫入っているなぁ
こうなったら徹底抗戦です。
それにしても樹皮の下にいる悪魔と戦う術が、浸み込んだ殺虫剤というのもなかなかもどかしいですね
アナーキーめ。憎たらしい。
ちなみにオリーブアナアキゾウムシは飛びます。移動します。
ご近所のオリーブが急に枯れだしたら危ないです。こっちに移動してくる可能性大です。
私の住む地域では新築ラッシュで家がたくさん建っていて、新しい家にはオリーブを植えるおうちも増えていますが、その分枯死するオリーブもだいぶ増えています。
最初だけなら深く植えすぎたなとかそういう間違った植え方で枯れることが多いですが、しばらく経ってから急激に枯れたオリーブの根元を見ると穴だらけということがほとんどです。
アナーキーは初冬まで活動し続けます。移動します。
頻繁にチェックできないときは農薬の予防散布など、必要な最低限のお世話は欠かせません。
と、アナーキーに入られたくせに言ってみる(笑)
みんながちょっとずつ気にしたら、ネズミ算的に増え続ける害虫にもっと早くに気づけるかもしれない。
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いつもありがとうございます^^
ブログの原動力です。
そのひと手間に感謝します(*^▽^*)
私も一斉点検です。(ちなみにただいま家の前の道路全面工事中(笑))
繁殖はさせない!
絶対にその場所で越冬はさせない!
戦おう、日本 ← 大袈裟。