ということで、秩父の山間にある浦山ダムにやってまいりました。
ちなみにこちらは両神荘 から西武秩父駅へ戻るバスの車中から見えたダムの姿なのでして。


浦山ダム遠望

結構高いところに、そしてかなり巨大に見えるわけですが、
先にも堤高156m、重力式コンクリートダムとしては奥只見ダムに次いで
全国2番目の高さを誇ると書きましたように、実際巨大でありましたよ。



これだけ巨大なダムともなれば、先日に「鉄の骨」を見たばかりですので
入札に当たってはさぞやにぎやかに談合が行われたのでは…てなことを想像したりも。


浦山ダムの堤の上

それはともかく堤の上を歩いてみましたが、
堰止湖としてできた秩父さくら湖がまた大きなものでありますね。
25mプールで15万杯分ですか…。ちいともイメージできない例えです(笑)。


秩父さくら湖

谷間の出口という地形であるために前方は開けていて、眺めを見晴かすには良いところ。
秩父市街の向こうの向こう、山々が見えています。


浦山ダムより秩父市街方向を望む

雲が多いので遠望はいまひとつですけれど、
案内板に日光連山の位置なども示してあってほんとに見えるのかいねと思ったり。
と、前を見ている分にはいいのですが、下を向いてしまいますとね…。



うぉおお、高所恐怖症(気味)の者にとっては足が竦むというか、後退りしてしまうというか。
(ならば、行かなければいいんですけどね。これが怖いもの見たさというやつでしょうか)


ちなみに堤の中央部にはエレベータが仕組まれておりまして、

これで上り下りができることになっております。




1階と地下1階の表示しかないのに、その差は132m。

こういうエレベータにはなかなか乗れませんね。
で、堤は斜面になっていてもエレベータは垂直降下しますので、
エレベータの降り口からはかような通路を通り抜けて外と出入りすることになります。



で、外に出て見れば巨大な壁が立ちふさがっている。
たまたま写り込んだどこかの人のサイズと比べてみてもらえるとよおく分かりますなあ。



ちなみについでに、頂上部との行き来にはエレベータだけでなくして階段も利用可とのこと。
全部で500段あるそうでして、途中にはベンチも置かれていますが、

とりあえずあっさりとエレベータで戻ることに。


浦山ダムの500段階段

そうそう、ダムもひとつの観光地として自任しているからでしょうか、
堤の上の各所にはさまざまな開運オブジェが設えてありましたですよ、例えばこんな。


浦山ダムは縁起どころ?

打ち出の小槌を握って願を掛ければ願いが叶う…といっても、
いったい何を後ろ盾にしているのであろうかと思うところではありますけれどね。


ま、そんな余禄はともかくもダムに関する知識を深めるべく併設の資料館へ。
学習成果のほどは後ほどご披露申し上げることにいたします。