とまあ、かような民泊 先に落ち着いて、さてエアフルトの町歩きとなるわけですが、
そもエアフルトの中央駅に到着した段階で旅行者用のパスを仕入れておいたのですな。
ツーリストインフォメーションはこの中央駅を出た目の前の建物にありまして、
「テューリンゲンカード」なる旅行者用のパス3日券を買い、
実はアイゼナハ でもすでに有効活用していたわけですが、
購入時には何とも立派なガイドブックが付いてくるのですよね。
旅先で持ち歩くには重くてかさばって邪魔になるくらいのが(笑)。
テューリンゲン州の諸都市で博物館・美術館等の施設に入場する際、
無料になったり、割引があったりするわけですけれど、
これに加えたお得な点として、「○○の歩き方 ベルリンと北ドイツ編」(2016~17)には
「有効期間中はエアフルトの市内交通も乗り放題にある」、
「州内の50Km間で乗車できるDBチケット付き」という記載があったmのですから、
これが予備知識となっていたのでありますよ。
そうした点を加味すれば、元を取るのは容易と踏んで購入に及んだのですが、
その実、そうそううまい話ばかりではないということに気付かされるわけでして。
まず「DBチケット付き」とは市内交通でない鉄道移動が可能なわけですから、
アイゼナハへの行き来に早速利用しようと目論んでいたところ、
いざチューリンゲンカードともども、このDBチケットを入手してみますと
券面に利用可能な時間として思わぬ記載があったのでありますよ。
曰く「月~金は9時から、土日祝は0時から使用可」と。
思惑としてチューリンゲン州内の鉄道移動はいろいろ予定しておりましたですが、
行き先であちこち歩き廻りたい者としてはだいたい出発は8時台を想定しており、
それではこのチケットは使えないということに(言うまでもなく滞在期間は平日でして)。
それともうひとつ、おやおやだったのはエアフルトの市内交通乗り放題という点。
すなおに受け止めれば、3日券であるからには3日間乗り放題なのだろうと考えるところながら
(結果的にはこの受け止め方はこちらにとっての勝手ばかりだったわけですが)
市内交通乗り放題となるのは1日券を購入した場合のみということなのですなあ。
理屈としては3日券(6日券もあり、同様ですが)の購入者にはそれの代わりに
DBで比較的長距離移動が可能な券を提供しているのであるから…ということになるらしい。
実際のところ、エアフルト市内を動き回るのに市内交通無料が3日間も必要は無いものの、
かといって全く乗り放題券が無い(都度都度一回券を買う)のも面倒なので、
別途に1日乗車券は買ったのですねれどね。
そして、さらには上にあるような立派なガイドブックに利用可能な施設がたくさん載っているも、
思いのほか個人的に立ち寄りたい施設が漏れていることにも後から気付いたりも。
ということで、決してテューリンゲンカードを腐しているわけではありませんですが、
こうしたカードの利便性は予めよおく検討した方が良いなと改めて思ったような次第。
まあ、他の場所の同様な旅行者用パスも使い勝手はさまざまでしょうから、
同じことが言えるのですけれどね(それでも今回しっかり元はとったものと思いますが)。