月曜日から大須で開催されてる藤原紀香チャリティー写真展にお昼休みに行って来ました。
お店から大須までは車で20分なので⭐️
極真空手を通じて自分はアフガニスタン🇦🇫にたくさんの友人が出来ました。
そして、タリバンが政権を握った動乱で友人を失いました。
今は生きているのかどうかも分かりません。Hujat Samehzada。
毎回大会で顔を合わせてたから何となく
また次も会えるなんて思っていた。
でもよく考えたら初めての国際大会だったマレーシアでのアジア大会の時、参加予定だったアフガニスタンの選手が空港まであとちょっとという所で銃撃を受けて亡くなり
大会に参加出来なかったりしてた。
アフガニスタンはそういう所だった。
初めてホジャに会ったのはそのマレーシアでのアジア大会。飛び後ろ回し蹴りのトリッキーな事。
この時私は３位でホジャは２位でした。
自分は極真館に来た頃、やはり他流から来たよそ者としてあまり日本人には歓迎されてなかったので思い切って海外勢と仲良くしていました。
その頃知り合ったアフガニスタンの人が日本に1人で来てて
「アフガニスタンを心配しないで！アフガニスタンは生まれ変わって近代化してる。怖がらないで」
て言ってた。
そうか、アフガニスタンも変わって来てるんやな。そのうち女子も空手するんかな。
そんな
ホジャはその後の2回目のブルガリアの世界大会でも一緒でロシアでの世界大会でも一緒だった。
毎回私を見かける度に
「ユキ・ヤマモトーーーー！メリーミーー！」
と笑いながら駆け寄ってくる陽気なホジャ。
「あたしは旦那も子どももいるし結婚できるわけないやん！」
と言うといつも中東なまりの高い声で
「ノープログレム♪」
と言って笑う。
ロシアでの世界大会の時は2人して仲良くロシア人に骨折させられ、2人で仲良く救急車🚑に乗せられて病院に搬送された。
帰り道に
「僕たち仲良く2人して骨折して、君も僕も世界３位だ。これは運命だ♪」
と隣で折れた肋骨押さえてハアハア言いながら笑っていた。
だから。
タリバンが政権を掌握したというニュースを目にした時は震え上がった。
皆んなは？皆んな、どうしてる？
慌ててアフガニスタンの友人何人かにメールするとほとんどの人が海外に避難してた。
「ホジャは空手の生徒を引き連れて何とかパキスタンに逃げられたけど、そこからは分からない。」
「何とかアフガニスタンからは脱出出来たけど、お母さんが取り残されている。何とかしたい。」
悲痛なメールに心が痛んだ。
何にも出来ないのが辛かった。
行った事は無いけど、こうして藤原紀香さんが写真に収めてくれて
あのアフガニスタンがどんな状況か分かった気がしました。
ホジャ、ごめんね。
もっと色々優しくしておけば良かった。
「はぁ！また冗談ばっかり！お姉様をからかうな♪どーせ会う女性会う女性、結婚しよーーて言ってるんでしょー」
そんな会話をした救急車。
もうそんな楽しかったロシアすらも遠い。
ロシアでの世界大会
あちこちから観客が詰めかけ、大舞台で試合させてもらつた
あの時はいろんな世界がまだ平和だったなんて。
知る由もなかった。
上位ランクインありがとうございます
