シリーズ第5巻。よみがえった「ホラーバス」として冒頭、何やら操られたように墓地にやってきた少年。そこで不思議なメロディーを口ずさむ。その後に起こったことは・・・。
今回ホラーバスを体験することになった4人は、シェーカー、ベリー、リチャード、リディア。この中で一番勇気のある子どもは、一人だけの女の子のリディア。そして一番弱虫なのがシェーカー。どんな怖そうな場面でも率先して「やってみよう」と言い出すリディアに反してシェーカーはいつも尻込みをしている。
けれど、それを気取られないために、必死で何事もないフリをしている健気な一面も。今回もおもしろい短編が盛りだくさんでした。ゲームよりもおもしろい、本物みたいなホラーの世界にいけます!
さあ、乗って!怖いショートストーリーがたくさん!
★過去関連感想★
・ホラーバス恐怖のいたずら 1(3)/パウル・ヴァン・ローン