四国危機一髪ツアー〜四国カルストは雨

淡路島SA 旅行記

最近、四国がやたらお気に入りのわが夫婦。
夏の休暇に四国ドライブツアーに行ってきました。
1泊2日の旅です。
私の休暇は早くに決まっていますが、わが相方はキワまでわかりません。
ホテルもキワでも取れるビジネスホテルにします。

さて、今回の旅の目的は『四国カルストで星を観る』と『うどん県でうどん県らしいうどんを食べる』でした。
結論から言うと、目的は達成できませんでした。

当初、12日の早朝に出発する予定でしたが、台風10号の動向を見ながら急遽11日の夕方、お風呂にだけ入って出発することにします。
四国カルストには夜中に到着し星空の下で車中泊という、50代夫婦にしてはハードな旅程です。
すでに用意済みの荷物に毛布を追加しました。
12日の出発なら徳島の阿波踊りでの渋滞を危惧して山陽自動車道から岡山経由の瀬戸大橋で四国入りの予定でしたが、出発が前倒しになったため、明石大橋から淡路島、鳴門大橋から四国入りに変更です。

淡路島SA

晩ご飯は淡路島入り口の観覧車のあるSAで、玉ねぎポン酢たこ焼きをいただきました。
これがさっぱりしていて美味でございます。
6個500円です。
我が家お気に入りのたこ太郎のたこ焼きより割高ですが、日常と離れた旅料金ということで、太っ腹です。
そして、淡路島縦断の高速では、『うどん県行き』表示の高速バスに香川県の心意気を感じ、本場のうどんへの期待が膨らみます。

淡路島の夜空はきれいなお月さまの横に大きく輝く一番星が見えます、
四国カルストの満天の星空が楽しみになってきました。
鳴門大橋を通過し徳島自動車道から高知入りです。
須崎IC(多分です、須崎から山に入ったので)で高速を下り、ここからいよいよ四国カルストに向けて山を上がっていきます。
すでに満タンに入れて出発したガソリンは半分以下です。

山に入ってしばらくすると車のフロントガラスにポツポツと雨が当たります。
それでも山の上は晴れていて満天の星空を堪能できるであろうと、助手席の私は能天気にうつらうつらと意識が遠のいたり、目覚めたりを繰り返します。
しかし、うつらうつらしていられない状況に陥ります。
霧なのか雲なのか前方が見えずらくなります。
車一台がやっとの蛇行する山道です。
唯一の救いは舗装された道路という点です。
時折、雨足も激しくなります。
満天の星空はあきらめます。
道路を横切る野ウサギやタヌキを鑑賞できたのでまぁ、ええやという気分です。
とにかく、四国カルストまで行き、何処かで車を止めてただただ寝たい。
車中泊さえ出来たら、朝には晴天で四国カルストを楽しめるであろうと望みを先に延ばすことにします。

やっとのことで四国カルスト、天狗高原に到着したようです。
真っ暗で周りの様子がよくわかりません。
夜中の2時を回っています、
天狗高原にある天狗荘(宿泊施設)の建物を確認し、そのそばの路肩に車を止めます。
同じようなことを考えるのか、こんな夜中の山中で何台かの車とすれ違います。
とりあえず、我が家はここで車中泊です。
窓を開けると結構な風と雨です。
寒いです。
窓を閉めエンジンを切り、真っ暗闇の中で身体を丸めます。
こういうときにちっこい身体は役に立ちます。
飛行機の中で寝るのと同じようなものです。
どこでも寝れるタチなのも助かります。

車の中はカーテンもありませんので、朝の光とともに目覚めます。
6時前です。
いくらも寝ていません。
外は、雨こそは降っていませんが曇天の中です。
夜中の霧はもしかした雲の中やったのかもしれません。
そんな霧なのか薄雲なのか。
四国カルストはもやっています。

四国カルストでは車のナビは「高知に入りました」と「愛媛に入りました」を繰り返します。
県境にあるようです。
車中泊をしたらしい車とすれ違いながら、牧場を目指します。
せっかく来たのですから、何かしら四国カルストの写真を撮らないと下山できません。

四国カルスト

もやってる四国カルスト

牧場の牛

牛も寒そうです。

牛にも会いましたし、次の目的地、面河峡を目指しましょう。

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