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宮内庁

全国戦没者追悼式 平成30_2018年8月15日(水)(日本武道館)
 本日,「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり,全国戦没者追悼式に臨み,さきの大戦において,かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い,深い悲しみを新たにいたします。
 終戦以来既に73年,国民のたゆみない努力により,今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが,苦難に満ちた往時をしのぶとき,感慨は今なお尽きることがありません。
 戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ,ここに過去を顧み,深い反省とともに,今後,戦争の惨禍が再び繰り返されぬことを切に願い,全国民と共に,戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し,心から追悼の意を表し,世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
Address by His Majesty the Emperor on the Occasion of the Memorial Ceremony for the War Dead (August 15, 2018)
On this Day to Commemorate the War Dead and Pray for Peace, my thoughts are with the numerous people who lost their precious lives in the last war and their bereaved families, as I attend this Memorial Ceremony for the War Dead with a deep and renewed sense of sorrow.
Seventy-three years have already passed since the end of the war, and our country today enjoys peace and prosperity, thanks to the ceaseless effort made by the people of Japan, but when I look back on the sufferings and tribulations of the past, I cannot help but be overcome with deep emotion.
Looking back on the long period of past-war peace, reflecting on our past and bearing in mind the feelings of deep remorse, I earnestly hope that the ravages of war will never be repeated. Together with all of our people, I now pay my heartfelt tribute to all those who lost their lives in the war, both on the battlefields and elsewhere, and pray for world peace and for the continuing development of our country.

戦後70年8月15日 天皇陛下のお言葉、この2015年以来ですが掲載させていただきました。

平成最後の山梨県下戦没者追悼式(2018.08.15 18:50 UTYニュース)
終戦から15日で73年です。 山梨県内でも戦没者の追悼式が行われました。 平成最後の終戦の日、戦争体験者が減少する中、どう後世に経験を継いで行くのか課題となっています。 甲府市岩窪町にある護国神社で行われた山梨県の戦没者追悼式には、遺族らおよそ130人が参列しました。 式では正午の時報に合わせて黙とうをささげ、戦争で亡くなったおよそ2万5000人の冥福を祈りました。 「戦争はお断り、こんな思いを自分もいやだが誰にもさせたくない」(夫が戦死した女性)。 「母親1人で兄弟3人を育て、特に食べ物は苦労した、もう80歳近くなるから子どもたちに(平和への)意志を継いでもらえたらと思う」(父親が戦死した男性)。 「北千島へ行く輸送船の上で終戦になった、我々の仲間はシベリアでだいぶ戦死した、尊い経験をつみ重ね、これからの平和な世の中になるよう一歩でも努力したい」(戦地へ向かう途中終戦の知らせを聞いた男性)。 終戦から73年。 戦争を知る人たちは高齢化し、年々減少しています。 県の追悼式と合わせて行っていた、満州開拓に赴き現地で亡くなった人たちの慰霊祭は、参加者の減少から今年を最後に取りやめ、護国神社が継承することになりました。 また県の遺族会の会員数はおよそ5500人と、この10年で3分の1にまで減少しています。 「孫などにあとを引き継いでもらいたいと思う、後継者に平和の尊さ、悲惨な戦争は2度と繰り返してはならないという思いを継承していかなければならない」(県遺族会久保川博芳理事長)。 平成最後の終戦の日。 戦争経験をいかに後世につなぐのか、大きな課題への取り組みが今問われています。


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