終活準備の方にオススメ、「Bucket List」

余命6ヶ月を宣告された2人の男が、
死ぬ前にやり残したことを実現するための冒険に出る、
「最高の人生の見つけ方」という、
痛快ハートフル・ムービー（07年アメリカ）を以前ご紹介した。
主演は、ご存じジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
2人の渋いアカデミー俳優だ。

実は、この映画の原題は「The Bucket List」と言い、
その意味は、「死ぬまでにしたいことリスト」。
何故そうなのかと言うと、
首吊り自殺をする時にバケツ（bucket）の上に乗り、
首をロープに掛けた後バケツを蹴っ飛ばすことから、
彼の国では「死ぬ、くたばる」を「kick the bucket」と言うのだそう。

Today's BGM
奇蹟のヴィーナス（ブレッド&バター）
翼（TeN）
お前だけが（風）

さて、何でも形から入るという人にオススメなのが、
いろは出版から発売されている「BUCKET LIST」。
今際の際（いまわのきわ）になって、
「実はあれもしたかった」「これもしたかった」と、
なるべく悔やまぬようにするための、
「死ぬまでにしたい100のことを書くノート」だ。

因みに、英語に疎い我々は、
「bucket」をつい「バケット」と読んでしまいがちだが、
「バケツ」の方がより本物に近いそうで、
「ticket」も米軍基地を抱える沖縄では、
英語を耳で覚える所為か、
「チケット」では無く、「テケツ」と言うのだそう。
（例えば「ソケット」を「ソケツ」、
「ラケット」を「ラケツ」と言うか、どうかまでは定かでない）