7/07/2020

線状降水帯を正確に予測するのは至難の業


雨雲レーダー(7/7 15:40)

「かつて経験したことの無い大雨」とか、「数十年に1度」。
そんな気象に関する表現を聞くようになって、何年か経つ。
気象庁に、多少大袈裟に言わないと誰も本気にしないから、
との思いがあるのか、否かは分からないが、
あまり頻繁に聞いてしまうと、
「狼が来たぞー!」じゃ無いけれど、
やはりだんだん信用出来なくなる。

今日の昼のニュースで、
長崎は大村辺りでゴミの後片付けに追われる、
沈痛な表情をした女性の、何とも遣る瀬無い呟き、
「去年50年に1度と聞いたから、もう当分は無いだろうと…」
を聞いて、改めてそう思った次第。
Today's BGM
レイニーブルー(徳永英明)
君と歩いた青春(沢田聖子)
Rocket Man(Elton John)


さて、大雨のニュースで画面に、
「天草市東部」とか「天草市西部」とか表示してあるのを小生、
何度も見かけ、
「東部って上島のこと?」「だったら本渡は中部?」
などと以前から気になっていたんだが、
その区分けがどうなっているのかを遅まきながら今日、初めて知った。

【天草市西部】
旧牛深市と旧天草・河浦町の1市2町
【天草市東部】
旧本渡市と旧五和・新和・有明・栖本・倉岳・御所浦町の1市6町

天草をよくご存じでは無い方のために説明すると、
下の地図の左上の白い部分が、
平成の大合併に唯一加わらず、天草郡を1町で構成する【苓北町】。
分割線の左側が天草市西部、右側が東部。(濃い黄色の部分)
さらにその右側の白い部分は、天草市より2年先行して合併した、
【上天草市】(旧大矢野、松島、姫戸、龍ヶ岳の4町で構成)。

なお、東西の区分けは県と熊本地方気象台が大雨警報発令時、
土砂災害警戒情報を発表するようになった、
2007(平成19)年8月31日から用いられているのだそう。
県内では他に八代市と山都町も。

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