実家の街は冬から春にかけて強風がふきます。
 
桜の花びらは、その風に乗ってぴゅーっと勢いよく飛んでいってしまいます。
 
母が「ここの桜は風情があるのよ。この間散歩していたら上からはらはらと散って来たり、ぐるぐるまわったり、10枚くらい地面を競争するように走ったりして、見ていて飽きないの」と子供のようにはしゃいで話してくれました。
 
体操教室も中止になって一か月以上たちますし、運動不足の解消にと団地内を歩いているようなのですが、近隣の桜の花びらが散る時期を迎え、あちこちで舞っているようです。その様子を見て感激しています。
 
「ベランダにも飛んできてるよ」とびっくり。そりゃあ軽いからねぇ。うちのベランダにも花びらがたまることあるし。飛ぶ花びらというと、佐藤さとるさんのコロボックルシリーズの中のどこかで「シンブンシンブン、花びらのシンブン」っていうフレーズがあったっけ。確かに小人さんにはちょうどいい大きさかな。
 
今週末が最後だろうなぁ。昨日の風でだいぶ散ってしまいました。花びらの舞を見られるのもあと少しですね。