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APC

今度の週末、
日本消化器内視鏡学会関東支部例会でケン三郎久しぶりにAPCでランチョンセミナーに登場
でございます。

APCといえばケン三郎の代名詞でございます。

おそらく世界でもこれほど長い期間、食道扁平上皮癌に焼きを入れ続けた男はいないでしょう

2002年から焼き始め、2019年まで 焼いてはがしてまた焼いて。

若い先生はESDしかみたことない

なにそれ

APC? 治るの? 組織とれないじゃん

いやいやAPC 困ったときはAPCですよ。

アムコさんが力をいれているVAIO3

こらっつ 食道癌!

ESDの瘢痕のまわりに出てくるんじゃないっ

瘢痕で局注があがらないじゃないの

胃だったらLECSとか全層切除とか他の方法がありますけど

いやいや表面だけでしょ、やきゃあいいんですよ

バリバリ~っつと雷を落とします 

やいてはがして、その剥離上皮を組織学的検索にだせば

内視鏡的粘膜切除

ですもん

粘膜筋板温存治療ですよ

そのはがしたところをまた焼いちゃえば筋層近くまで熱がおよんで
はいいっちょあがり。

ESDで切除できないから根治手術とか放射線治療とかとんでもない。

APCがあるじゃないか!

侵襲は軽く

外来で日帰り治療

どうです、やってみませんか?


こんな感じでこれからスライド作ります

15日、日曜日は 永田町でお会いしましょう






by kenzaburou41 | 2019-12-10 21:35 | 内視鏡治療 | Comments(0)
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