テーマ:☆東京☆(247)
カテゴリ:国内旅行
■2月10日(月)3 平成24年(2012年)、国指定重要文化財である丸の内駅舎は創建当時の姿に復原されました。 ドイツから招へいされて日本の鉄道建設を指導していた技術者フランツ・バルツァーにより駅の位置や規模、構内の配置が決められた。 駅舎は繁華街のある東側(現在の八重洲側)ではなく、陸軍の練兵場跡地だった西側(現在の丸の内側)と決まった。 皇居の正面と対峙することになり、国家の象徴的な位置付けであった。 バルツァーは日本風の駅舎を提案していたが日本側に反対意見が多く実現しなかった。 駅舎は辰野金吾と葛西萬司が設計し、埼玉県深谷市から鉄道輸送されたレンガと鉄筋造り、3階建て総建坪9,545m2・長さ330mの豪壮華麗な洋式建築である。 南北にそれぞれドーム状の屋根があり、当時は丸の内南口が乗車口、丸の内北口が降車口と分けて使用されていた。 中央の玄関は皇室専用とされ、規模は小さいものの、細かい装飾が各所に施されていた。 ■東京駅の正面玄関、丸の内中央口にある石碑■で「東京駅」と刻まれています。 実はこの石碑、八重洲の外堀にかけられていた八重洲橋を支えていたモノだとか。 ここは東京駅ナンバー1の人気記念撮影ポイントです。 また、石碑を囲むように正面玄関に続いている「御車(みくるま)寄せ」は、天皇、皇后両陛下や国賓、公賓、皇族などが東京駅をご利用になる際に乗用車をつけるところです。 ■辰野が得意とした赤煉瓦に白い石■を帯状にめぐらせるデザインは、ヴィクトリアン・ゴシックに影響を受けたもので、辰野式建築として知られる。 明治から大正にかけて多くの建築家がこれを模倣した。 現在でも台湾総統府として使用されている旧台湾総督府庁舎は辰野が監修した作品の一つである。 ●辰野金吾逸話● ●東京駅ドームの天井にウシ・トラ・タツ・ヘビ・ヒツジ・サル・イヌ・イノシシの8つのレリーフがあるに対し、武雄温泉楼門の天井四隅にはネズミ・ウサギ・ウマ・トリの4つの彫り絵がある。 合わせて十二支となるため、辰野の遊び心から来たと解釈する人もいる。 ▲窓のまわりは、擬石(ぎせき)といって、石風に石灰とコンクリートを混ぜ塗っている。▼ ■覆輪(ふくりん)目地■ 「目地」(めじ)とは、レンガとレンガの継ぎ目の部分のことです。 私たちが普段よく目にする目地というのは、レンガとレンガの間にちょっと引っ込んで、平らに押えられたものがほとんどです。 ところが、「覆輪目地」は平らではなく、断面で見るとかまぼこ型にふくらんでいます。 非常に手間もかかるし、高度な左官技術です。 でも、このふくらんだ目地のおかげで、見た目はやさしく、建物の印象もどことなく柔らかくなるのです。 100年前(大正時代)のこの技術を再現するために、改修工事では、目地を押える鏝(こて)を復元することから始めたそうです。 ■ゼロキロポスト■ 東京駅の「ゼロキロポスト」をご存知でしょうか? 東京駅に到着する列車はすべて「上り」、東京駅から出発する列車はすべて「下り」と言われるように、新幹線、中央本線、東海道線などの起点はすべて東京駅です。 そんな東京駅にあるのが、「ゼロキロポスト」と呼ばれる標識やオブジェ。 浜松町のホテル泊。 ■東京3泊4日■ ■2月10日■ ■月島でもんじゃ焼き■ ■佃島■ ■2020.2.10■11648歩 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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