手がカピカピになって、ここ2,3日は、掃除じゃなくて、片づけに。

 

毎年、年末31日まで仕事なので、大掃除をずーっとしていませんでした。

待機期間中、せっせと家を大掃除。      

ちっこい家なのに、なぜこんなに掃除するところがたくさんあるんだ。

手袋していたけど、バ~さんみたいになっちゃった。     わたくし皮膚が弱いのです

 

 

さて、

違うネタにしようと思っていたけれど、今日はピサにとって大事な日だった!

 

ピサは、世界で一番早い新年を迎えました。

 

なんやねん?って思ったでしょ。     わかる、わかる

3月25日は、カポダンノ・ピサーノと言って、「ピサの新年」。

 

10世紀以降、聖母マリア無原罪懐胎の日 Immacolata Concezione

(マリアさんのママがマリアを懐妊した日)を新年とし、それは、現在で言う12月8日の祝日。

旧暦でいうと、3月25日。

 

そう、旧暦で、新年をお祝い。

 実際、ピサには、これを証明する985年の日付のついた文書が残っています。

 

 

 

写真は、InstagramのComunedipisaより

 

赤地に白の十字架を「ピサ十字 Croce Pisano」と言って、ピサの町の紋章です。

イタリアは各都市で、町の紋章が変わります。     日本の市役所の旗みたいなものです

 

白い十字架の端にポチポチある小さな丸は、イエスの12人の使徒を表すと言われています。

わたくしのブログのプロフィール写真がピサの紋章です。

 

 

 

写真は、InstagramのComunedipisaより

 

上の写真の建物に見える、木製のマリア様とイエス様、

これは、レプリカなんですが、レプリカも結構に古いので、裏側も見ると、その文字に、

おおおーってなります。

 

 

いつもなら、中世の衣装を着たお姫様や騎士、

 

 

 

写真は、InstagramのComunedipisaより

 

旗ふり隊や音楽隊の皆様が、町の主要な通りと広場を練り歩き、

とーってもステキなんです。        しかも気さくに一緒に写真撮ってくれる

 

そして、ピサの新年の儀式で、最も重要なのが、

世界遺産である奇跡の広場にある、

ドゥオモ 大聖堂での太陽の光の儀式 Saluto al Raggio di Sole

 

 

 

写真は、InstagramのComunedipisaより

 

大聖堂の中の柱に、卵形の棚がありまして、そこに太陽の光がさしこんだら、

新年おめでとう!

となります。

 

大体毎年、正午ごろです。

この時、市長、来賓の方々も中世の衣装に身を包み、儀式に参加します。

 

 

「カポダンノ・ピサーノ」でこのブログ内を検索いただくと、いくつか出てくるかと思います。

参考に2,3過去記事をリンクいたします。

ピサの新年のほか、いくつかイベント紹介も

近くで見ると圧巻のパレード

わたくしの好きな甲冑姿の殿方たち

 

今年は、儀式がありませんでしたので、昨年の写真で。

また来年やろうね~。

 

 

このところ、関連記事が多かったので、今日は、コロナネタは書かずにおこうと思っていたが

これだけ言わせて。

 

あああ、ショック。

滲み出る誠実さで、ひそかにファンだった、Protezione Civile 市民保護局のおじちゃんが、

初めて、記者会見を欠席。

 

お熱やって。

おいちゃん、この1か月ずっと根詰めて働いていたから。

昨日、ゆっくり寝たいだろうなぁって書いたとたんに、こんなことが。

 

おいちゃーん、おいちゃーん、元気になってねー。

ただの疲れでありますように。

 

 

 

おじちゃんの顔を見るのを支えにしている人もいるはず。祈・復活。

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