二代目放浪
メールは、hashiguchihisashi@pliant.jp(@マークは小文字)まで!
Amebaでブログを始めよう!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

村上彫刻・第49期経営計画発表会



村上彫刻様(http://www.m-cho.net/company)の第49期経営計画発表会にお招きいただきました。
第49期の中で初となる記念すべき第1回の経営計画発表会となりました。

当社も社内の永年勤続表彰で贈呈するクリスタル盾の製作を村上彫刻様にお願いしています。
本日は来賓としてお招き頂きましたが、心は村上彫刻様の一ファン(応援団)として出席しました。

私が参加する中小企業家同友会では経営理念に則った理念経営はもとより、
経営計画書(指針書)の作成と毎年の経営計画発表会の開催を推進しています。
経営計画書(指針書)や発表会をやらなくてもビジネスは上手くいく時もありますが、
それは自力ではなく、他力が働いていることも考えられます。
自力では帆を張っているだけで、風(他力)が自分の目指す方向へ吹いてくれるイメージです。
典型的な例がバブルや高度経済成長期ですね。
こんな風は今の世の中も風力は弱まってはいるものの、まだまだいくらでも吹いています。
ですから多くの中小企業は経営計画書(指針書)や発表会など無意味に感じるかもしれません。
また、自力で他力を生み出す天才型の経営者もいますから、
万人受けはしないかもしれません。

しかし、自分が普通の経営者で、
風が自分が目指す方向とずれていたら、或いは向かい風だったら。
「どれだけ自社の目的地と現在地に乖離があるか」
「向かい風をどう避けるか」
「どうやって船員の心を一つにして危機を乗り越えるか」
危機的環境に遭遇してから、これらを船長室に籠って考えていては、時すでに遅し。
企業の船は転覆してしまいます。

経営計画書(指針書)と発表会は企業のリスク管理の一つではないでしょうか。

中小企業家同友会佐世保支部の会員数は約120名(社)。
その中で経営計画書(指針書)と発表会を実践している会員(企業)はまだ約1割しかありません。
村上彫刻様は昨年同友会で経営計画書(指針書)と発表会の存在を知り、
それから約半年で今日の日を迎えられました。
決断力と行動力、そして実践力は目を見張るものがあります。

経営計画書はシンプルでわかりやすくできており、事前準備でよく練られたことを感じさせる内容でした。
初めて作成されたとは思えないものでしたが、
日頃から経営を真正面から捉えていらっしゃったからこそ、
ここまで深堀して成文化することができたのでしょう。
(各来賓の企業ロゴが入ったネームプレートもお土産に頂きました)



発表会では経営計画書に書かれた理念や目標、経営課題に対する解決策などを発表。
成文化だけするのでは意味がなく、
従業員(同僚)と来賓(企業の応援団)を前に発表することで初めて、経営計画書に魂が宿ります。







最後は来賓(ファン・応援団)と一緒に全員で記念撮影。



村上彫刻様の今期、中長期の目標達成、そして限りないご発展を祈念いたします!


大連和僑会 2016年[第3期] 定期総会




昨日から大連入りしています。

今日は所属している大連和僑会の2016年定期総会に出席。
場所は和僑の仲間が経営する西安路のイタリアンレストラン「愛尚客(アイザック)」。

第一部の設立総会に続き、第二部の懇親会まで、
大連で活躍する和僑の仲間と有意義な時間を過ごしました。

昨年1年間ブログをお休みしていましたが、
和僑会関連で昨年の報告をしますと、
まず大連和僑会5月例会にて、中国における日系企業の保険を通したリスクマネジメントをテーマに講義。
その模様は、大連和僑会ホームページに掲載されています。

http://www.dl-wakyo.com/wp_detail.php?p=194

そして11月はベトナム・ホーチミンで開催された和僑会世界大会にも参加しました。
その模様も以下の大連和僑会ホームページリンクからどうぞ。

http://www.dl-wakyo.com/wp_detail.php?p=231

大連和僑会は、当社が大連進出したすぐにご縁を頂いた会。
この会を通して大連・世界で活躍する素晴らしい和僑たちと出会い、
たくさんの知識・知恵そして刺激を頂いています。
しかし、一番有難いのは、和僑としての絆と友情を得られたことでしょう。

これからも大連和僑会のメンバーとして、そして一和僑として頑張ります。


上海 Little Bean










地下鉄2号線の上海科技館から徒歩10分のコーヒーショップ「Little Bean」。
メルボルンのデザイン事務所が手掛けた店内は至るところ曲線が使われていて、
無機質な店内に、柔らかさと居心地の良さを与えています。

今日は帰国日。
午前中に提携会社の上海支店を訪問した後、
浦東空港に行く途中にこのコーヒーショップに立ち寄りました。

現在中国のコーヒーショップ文化は花盛り。
街の至るところコーヒーショップがあり、賑わいをみせています。
使っているマシンや什器備品にも妥協はなく、
小さなショップから大型店まで良いブランドできちんと設備投資しています。
(もちろん中には偽ブランドもあるのかもしれませんが・・・)

仕事柄外回りする際は、
国や地域問わず1日に何軒かはコーヒーショップを梯子します。
コーヒーショップの良さは、よそ者も常連客も関係なく公平に接してくれるところ。
よく海外旅行でマクドナルドとコカ・コーラは世界中同じ味で安心できるなどと言いますが、
私にとってはそれがコーヒーショップの空間なのかもしれません。

そして帰国。



帰りの飛行機で読むチャイナデイリー。
北朝鮮の地下核実験、オバマ銃規制の涙、Google中国の雇用拡大、そしてスターウォーズ。
対岸の火事ではなく、自分の一挙手一投足が全て世界の何かと繋がり作用しあっています。


20円のお粥、王菲の紅豆と大連仕事納め


大連は本日31日が仕事納め。
今年最後の訪問先は開発区のお取引先企業様でした。

現地へは40分以上早く到着してしまいましたが、
今朝は気温もぐっと冷え込み、外で待つことは厳しい状況。
どこか中に入るにも周囲は工場地帯で喫茶店など気軽な場所も見あたらず、
お取引先企業様から歩いて10分ほどの食堂に入り暖を取ることにしました。
何も注文しないわけにもいかないので、
私は一杯1元(約20円)の白米とキビのお粥を注文。
ペットボトルのお茶やコーラが3元、4元の物価です。

同行した張から
「お粥はおかずや包子と一緒に食べるのが普通で、お粥だけでは味がなくておかしいですよ」
と言われながらも、お粥だけを暗い店内でズルズル。

店内のモノラルスピーカーから流れてきたのは、
私が好きな王菲(フェイ・フォン)の「紅豆」。
殺伐とした店内の中で暖を取る外国人も私も、温かいお粥と王菲の「紅豆」で元気をもらいました。

20円しか落としていかないお客でも、私が外国人だからなのか店員さんも笑顔で対応。
最後はお互い手を振って店を後にしました。

今年は大連で年越し。
明日元旦に帰国します。


仕事納めのご報告


佐世保のプライアント保険は本日12月29日で仕事納めです。
今年も皆様には大変お世話になりました。
また来年も引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願いいたします。
なお、来年は1月5日(月)より通常営業いたします。

宜安(北京)保険経紀大連支部は12月31日が仕事納めです。
現在大連滞在中の私ですが、31日まで頑張ります。
来年の大連支部は1月4日(日)から通常営業の予定です。
今年1年、大連をはじめ中国の皆様にも大変お世話になりました。
来年も引き続きご指導ご鞭撻ならびにご愛顧などなど盛りだくさんでどうぞよろしくお願いいたします。


高崎・ありがとうと一緒に


関東出張最終日は群馬県高崎市。
佐賀県小城市の作業所「桜花」の手作りアロマキャンドルの中に入っていた
「ありがとうございます」のメッセージカードも群馬まで来てしまいました。

佐賀→佐世保→茨城→横浜→東京→高崎、そして明日の佐世保。

メッセージカードを描いた方は、
このカードがここまで旅をするなんて予想していなかったことでしょうね。

このカードをお守り代わりに携帯したおかげで、出張が無事に終わりそうです。
小城市の作業所桜花のカード製作者の方、
「ありがとうございます(^v^)」。


保険代理店2代目放浪、あと8年。


42歳の誕生日の12月3日午前零時は横浜で迎え、昼間に都内へ移動しました。

40歳の誕生日に決心した「あと10年」のカウントダウンも残り8年になりました。

>2012年12月3日のブログ「保険代理店2代目放浪、あと10年。」
http://ameblo.jp/hashiguchihisashi/entry-11432494142.html

>2013年12月3日のブログ「保険代理店2代目放浪、あと9年。」
http://ameblo.jp/hashiguchihisashi/entry-11717227533.html

50歳までのカウントダウンに修正はありませんが、
42歳の私には、41歳、40歳の頃にはなかった心境の変化が生まれています。

今の職場に復職し、0から会社の組織作りを始めたのが2010年。
そこから3年目がカウントダウンを始めた40歳、4年目が41歳でした。
今年は5回目の経営計画発表会も開催できた5年目。

心境の変化とは、今死んで後悔するかどうかの違い。
3年目、4年目は「このままでは死ねない」と思っていましたが、
5年目の今は「私が今死んでもこの会社は私の意志を汲んで進んでくれる」と自信を持てるようになりました。
私の死後、私の理想と全く同じにはならないかもしれませんが、
私が示した方向性を大きく変えることにはならないと想像しています。
私が帰郷当初から目指してきた方向性やその意図が会社に浸透し、
いま現在、社員の皆がそれを軸に日々頑張ってくれているからです。
紆余曲折あった中で初志貫徹できているのは本当にありがたいことです。

私は最近サクラダ・ファミリアのことばかり考えています。

スペイン・バルセロナにある教会、サクラダ・ファミリア。
カタルニアの建築家アントニ・ガウディ未完の作です。
当時完成まで300年はかかると言われていた建物ですが、
建築技術が進歩しガウディ没後100年の2026年に完成が予想されています。

サクラダ・ファミリアにとってもガウディは2代目の建築家。
初代の建築家はフランシスコ・ビャールといい、
着工した1882年の翌年に辞任してしまいました。

ガウディと私、サクラダ・ファミリアと当社と比較するのは無理があるかもしれませんが、
ガウディは自分が生きている間に完成する教会よりも、
300年後に完成する教会の設計図を後世に託すことを選びました。
私も目指す姿を生きている間に手中に収めることに執着せず、
未来へと続く設計図を会社に遺すことに注力したいと思っています。

もう少し肩の力を抜いて仕事をしたらと囁く左側の自分の分身もいるのですが、
右側の自分の分身が「気を抜くのは責任を果たしてからにしろ」と手を引っ張ります。

会社の成長など嬉しいこともたくさんありますが、
私自身は不器用なまま、また歳を取ってしまいました。


横浜・先進地視察


12月2日。
茨城研修が終了した私はそのまま横浜へ。
目的は、他にはない取り組みで優れた業績を上げていらっしゃる同業者の先進地視察。
茨城研修で一緒だった損保ジャパン日本興亜佐世保支社の担当社員さん(上の写真右)と共に訪問しました。

>トータルリスクサポート株式会社
http://tr-support.jp/

代表取締役の末武俊康社長から先進的な実践事例をご教示いただきました。
先進地には先進たる所以がありました。
末武社長ご自身も過去入会回数8回のMDRT会員で素晴らしいキャリアをお持ちです。

末武社長とは、昨年度、全国の損保ジャパンと日本興亜の若手代理店主10名に選ばれた際のメンバーで、
都内での会議ではご一緒していたのですが、
なかなかゆっくりお話しすることができませんでした。
今回は末武社長にお時間を割いていただき、たくさん教えていただきました。
感謝感激です。

夜はそのまま懇親会だったのですが、
保険を取り巻く過去・現在・未来の話が盛り上がり過ぎて、
宴は12月3日の深夜零時、私の誕生日まで突入。


深夜零時30分前に私の誕生日のことを知った末武社長の粋な計らいで、
お店で即席バースデーケーキを準備していただきました。
写真はちょうどロウソクを消しているところ。
12月3日深夜零時は横浜のホテルで独り缶ビールでも飲んでいるのかなと想像していましたので、
思いがけないサプライズとなりました。


末武社長、そしてトータルリスクサポート株式会社の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました!


うさぎと一緒に茨城




明日12月1日から開催される研修に参加するために茨城県守谷市にやってきました。
守谷に来たのは今年で3回目。
保険会社(メーカー)主催の研修です。

金曜日の講演の際に、佐世保市肢体障害者協会会長の村山氏より、
佐賀県小城市の作業所桜花で作られた手作りのアロマキャンドルをいただいていました。
前日から佐賀で開催された
「第22回九州ブロック身体障害者相談員研修会佐賀大会」に参加された村山氏が、
会場で購入されたものでした。

使用方法が印字されたA5サイズの紙がアロマキャンドルと一緒に入っていたのですが、
その紙の裏には「ありがとうございます」のメッセージとともに手描きのイラストが。
ほっこりしますね。

金曜日にいただいたままうっかり仕事鞄に入れっぱなしにしてしまい、
佐賀発長崎経由で茨城まで持ってきてしまいました。

明日からの研修、うさぎに応援してもらいながら頑張ります。


講演ダブルヘッダー

11月28日は昼と夜に講演がありました。
初めてのダブルヘッダーでしたが、たくさんの皆様のご支援・ご協力のもと、
充実感とともに1日を(打ち上げ懇親会終了した午前3時に)終わらせることができました。


「長崎県北地区就労促進フォーラム in 佐世保2014」

主催:長崎県立佐世保特別支援学校
   佐世保地区障がい者就労支援協議会
   長崎県北地域障害者就業・生活支援センター

演題:『障がい者雇用は「気づき」と「縁」と「タイミング」』

講師:有限会社プライアント保険
     代表取締役専務 私
     社員保護者   藤田 敦子 氏
    佐世保公共職業安定所
     上席職業指導官 今村 広海 氏
     雇用指導官   櫻田 安之 氏
   長崎県北地域障害者就業・生活支援センター
     所長      副島 邦夫 氏
   長崎県立虹の原特別支援学校壱岐分教室
     学部主事    長下 芳寿 氏

以上、私以外は全て氏名4文字の皆様と120分お話させていただきました。

当初、佐世保特別支援学校の山崎浩先生から講演依頼をいただいた時は、
私1人からのテーマに関するお話でした。

しかし、今回の講演のタイトルでもあり、常日頃から考えている
『障がい者雇用は「気づき」と「縁」と「タイミング」』をお話するには、
雇用が実現する・している中で関わっていただいた全ての方々もご登壇いただき、
障がいのある方の雇用について様々な角度からお話していただいた方が
聴衆の皆様へのより強いメッセージになると提案し、
山崎先生に無理を言ってセッティングしていただきました。


(写真はコーディネーターの山崎先生(左後)、
手前テーブル左から長下氏、副島氏、私、藤田氏、櫻田氏、そして今村氏)

120分の講演は、コーディネーター・パネラー皆が自画自賛できる内容になったと思います。
会場を埋める約70名の聴衆の皆様は、
教師・就労支援者、企業経営者・社員、保護者、そして行政関係者など様々。
自分と近しい立場のパネラーの声には大いに共感し、
立場が違うパネラーからの発言でも、雇用についての気持ち(ベクトル)は同じなんだと
再認識していただけたのではないでしょうか。

講演の最後は、ものまね番組のご本人登場のように、会場後方から当社の藤田が登場。
堂々と作文を読み上げ講演を締めました。

講演終了後、校長室で校長先生と改めてご挨拶をしていたら、次の講演まで残り90分。
急いで次の会場であるホテルサンルート佐世保へ車を走らせました。



次の講演は、佐世保で創立35年を誇る老舗の経営者団体、
経済同志会 シープクラブ」の11月例会。


地元経営者の皆様の前で、昼間と同じく「障がいのある方の雇用」をテーマにお話させていただきました。

演題:「中小企業における障がいのある方の雇用の現状について」

この講演は、シープクラブの「福祉とグルメの委員会」委員長である
原田良太氏(社会福祉法人宮共生会事務局長)からのご依頼。
私は原田氏から依頼されたものには「NO」と言えません。
なぜなら、当社が障がいのある方の雇用の「気づき」を得たのは、
2010年の春に聴いた原田氏の講演がきっかけだったからです。

ただしシープクラブでの講演も、私1人がつらつら話すのではなく、
原田氏にコーディネーターとなっていただき、私が原田氏の手のひらの上で話しをする内容でお願いしました。
私は自分の想いが強ければ強いほど話過ぎる傾向があるので、
私の話が長過ぎた時には原田氏が手のひらの上の私をぎゅっと握りつぶす役目もお願いしました。


75分の講演もあっという間でした。
お昼の山崎先生同様、原田氏も念密な事前準備をしていただいたおかげで、
シープクラブでも充実感を持って講演を終わらせることができました。

感慨深かったのは、同会場が、当社の第1回目の経営計画発表会会場と同じ場所だったこと。
2010年の6月、初めての経営計画発表会を開催したこの場所で「障がいのある方の雇用を3年以内に」と目標を宣言し、
3年目の2012年3月に雇用を実現しました。
何かと「縁」に恵まれています。

講演後はホテル会場でシープクラブの懇親会、
そしてその後は佐世保の繁華街に繰り出して就労促進フォーラムの打ち上げに合流し、
同会場で行われたシープクラブの懇親会とテーブルを行き来し交互に乾杯。
締めのラーメン屋さんを出たのは午前2時半でした。
翌日は長崎県西彼杵郡で開催されたMGに参加予定だったのですが、
アルコールの残りを考えると翌朝の運転は危険と判断し、MGは欠席しました。


『障がい者雇用は「気づき」と「縁」と「タイミング」』

本日の2つの講演が、経営者の皆様におかれては「雇用」への「気づき」や「気づき」へのきっかけに、
また、保護者や支援者の皆様におかれては「旧態依然の雇用は変わりつつある」ことへの
再認識(気づき)に繋がれば嬉しいです。

本日の全てに関わっていただいた皆々様、
そして雇用が特別なものではなく日常として感じている当社社員の皆さんに深く感謝いたします。

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>