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Tr121) サッカーテニス【ドイツ代表のルーティンメニュー】

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僕もドイツのチームで行う機会がありましたが、ドイツ代表も試合前日やリカバリーのトレーニングとしてサッカーテニスを行っています。ドイツ語ではFußballtennis(フースバルテニス)と言いますが、シングルスやダブルス、3対3や複数の選手がぐるぐる回りながら行うバージョンもあります。

ネットの代わりにコーンとバーで代用可能ですが、工夫すればマーカーだけでも行うことができます。独自のローカルルールも入れて、楽しみながら1タッチパスボールコントロールステップワークを改善しましょう。Viel Spaß!

重点

キック(インサイド、インステップ)、ヘディング、ボールコントロール、ステップ、コミュニケーション

準備

  1. ネット(もしくはコーンとバー)の両側に3x5mのコートを作る。マーカーだけの場合は各コートの間を空ける(下図)。
  2. ボールを用意してそれぞれのコートに選手が入る。

進め方

  1. サーブ権のある選手が後方のライン上からネット(バー)を越えて相手コートにボールを入れる。
  2. ボールを受けた選手は1バウンド以内(ノーバウンドか1バウンド)かつ2タッチ以内(1タッチか2タッチ)で相手コートにボールを返す。
  3. 2バウンドした場合や、2タッチ以内で相手コートにボールを返すことができない場合、相手のポイントとなる。相手側に返したボールが相手に触れず相手コート外に落ちた場合(アウト)も、相手のポイントとなる。
  4. ポイントを取った選手がサーブ権を持ち、数セット行う(例:10ポイントx2セット選手)。
  5. 人数が多い場合、チャンピオンズリーグ形式(勝った選手は1つ上のリーグに移動、負けは降格)がお薦め。

コーチングポイント

  1. さまざまなボールに対応できるポジショニング身体の向きステップワーク
  2. 正確な1タッチプレー
  3. 正確なボールコントロール(2タッチ以内の場合)。
  4. コミュニケーション(ダブルスの場合)。

バリエーション

  1. レベルに応じてコートの大きさやバウンド数、タッチ制限を変更する。
  2. ダブルスで行う。
  3. 複数の選手がぐるぐる回りながら行う。グループで最高回数や時間を競う。ミスをした選手が脱落していく(下の動画)。
  4. GKバレーボール(Tr120)。
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