1対1・2対1など

Tr97) チャレンジャー vs チキン【1対1の駆け引き】

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あなたはチャレンジャー?それとも慎重派?どちらもチームにとって必要なタイプの選手です。

相手ゴール前ではドリブル突破による果敢なチャレンジがチームに絶好のチャンスをもたらします。逆に、中盤や自陣ではボールを簡単に失わないキープ力、時には危険を察知してターンする慎重さも必要です。局面の状況スコア時間帯フィールド上の場所などによってもボールを失うリスクを冒してでも仕掛けるか、不必要にボールを失わないためにやり直すかの判断が必要とされます。

このメニューは個人戦チーム対抗でポイントを競い合うと盛り上がるメニューです。チャレンジャーとして仕掛けて2ポイントを奪いに行くか、慎重派(場合によってはチキン?)として確実に1ポイントを取りに行くか、相手との駆け引きを楽しんでみてください。

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重点

1対1(ドリブル、フェイント、ターン)、状況把握・判断、シュート、攻守の切り替え

準備

  1. 20x25mのグリッドを作り、ミニゴール(コーンゴールでもOK)を置く。
  2. ミニゴール付近に攻撃(青)と守備(赤)の選手が分かれて並ぶ。
  3. 攻撃側から10m、守備側から15mの位置にマーカーで1辺が1,5mの四角形を作る。

進め方

  1. コーチの合図で攻撃と守備の選手がスタート。
  2. 攻撃の選手はドリブルで進みゴールを目指す。攻撃も守備の選手も四角形の中に入ることはできない。
    慎重派/チキン(下図a):四角形を回ってから手前側のゴールに決めたら1ポイント。
    チャレンジャー(下図b):反対側のゴールに決めたら2ポイント。四角形を回らなくても、回ってからゴールを決めてもよい。
  3. 守備の選手はボールを奪っていずれかのゴールに決めたら1ポイント(もしくは相手のポイントを-1)。

コーチングポイント

  1. 素早いドリブル仕掛ける。四角形を越えることで前も後ろのゴールも攻める選択肢を持つことができる。
  2. フェイントターンを使い相手を動かす誘い出す
  3. ディフェンダーの動きを観てドリブルのスピードタッチ方向などを変更する。
  4. プレッシャーの中でもゴールや相手の位置を把握し、落ち着いて正確なシュートを心掛ける。
  5. 攻守の切り替えを素早く行う。

バリエーション

  1. チーム対抗個人戦でポイントを競う。
  2. 4ゴールで行う。攻めるゴール2つ、守るゴール2つ(上図)。
  3. GKをつけて行う。
  4. 2対2で行う。
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