政府の失策として非難の声も多いが、私はありがたく利用させてもらったGO TOトラベル。
娘と2泊3日の軽井沢。

この時期、埼玉はまだ葉がさほど色づいていなかったけれど、軽井沢はもう秋だった。
ホテルの窓から見える黄金色が美しい。



2日目は、今回のメインイベント、おもちゃ王国で遊ぶぞ!
オー!!

朝から遊ぶために前日入りしたのだ。
朝ごはんも早めに食べ、娘の暴れるちゃんとともに鋭気を漲らせ、車に乗り込みしゅぱーつ。

ホテルからおもちゃ王国への道中もほとんど他の車を見かけない。
ので、色づいた木々に囲まれた道路で写真撮影しちゃった。


コロナ太りで人生最大太ってます。ヤバいよヤバいよー。

いざおもちゃ王国に到着してみると、駐車場にはたくさんの車。
みんな、どの道で来てるのかいな?
まぁ、いいか。

宿泊したホテルで入場券を割引で事前購入しておいたので、スムーズに入場。
入口ではお決まりの検温。
この検温、今やどこでもやるけど(幼稚園の入口でもやるし!)、おもちゃ王国まで来て引っ掛かったら泣いちゃう。
もちろんホテルでちゃんと測ってきたので大丈夫なんだけども、それでもドキドキしながら、無事通過。

さぁさぁ暴れるちゃん!早速アスレチックで遊ぼうぜ!

「ううん、ねぇママ、観覧車があるよ!」←目がキラキラ。
「ミミ(暴れるちゃんの呼称)、観覧車に乗りたい!」

おぉ、そうかいそうかい。乗ろうとも乗ろうとも。
生まれて初めての観覧車だもんね。


私「景色がきれいだね~。楽しい?もうすぐ1番高いところだよ~。」
暴「つまんない。もう飽きた。早く降りたい。」
ズコーっ。おみゃーが乗りたいって言ったのにー。
そうかいそうかい。まだ景色を楽しむ年齢じゃなかったね。次行こ、次。

アスレチック行く?
「ううん、ねぇママ、先にあれとあれやりたい!」
あれとあれ。空中自転車とゴーカートね。

OK、じゃぁまずは空中自転車に乗ろう。一生懸命漕いでよ!
・・・・あれ、暴れるちゃん、まだペダルに足が届かないや。
結局一生懸命漕いだのは私。日頃の自転車生活で鍛え上げた大腿四頭筋にものをいわせてガツガツ漕いだわ。
係員の人曰く、身長が130cmくらいになるとペダルに届くらしい。まだまだじゃ。

気を取り直して、ゴーカートをやろう!
私がアクセルとブレーキ担当。暴れるちゃんがハンドル担当。
おぉ?暴れるちゃん、運転うまいじゃん!カーブとか、ちゃんと正しくハンドル切れてる!上手上手~!!
せっかく遊びに来たからと、大げさなくらい誉めてやったら気を良くし、もう1回。
今度は調子に乗って慎重さがなくなり、ギュインギュインハンドル回して脱線寸前。・・大げさに誉めるのはもうやめよう。

よし、今度こそ、アスレチックで遊ぶ?
「うん!アスレチックする!」
イェーイ!そうこなくちゃ!
私も子供のころ、死ぬほどアスレチックが好きだった。暴れるちゃんも少しくらい怪我したっていい、思い切り遊んで欲しい。
常々言い聞かせている。とにかく頭と背骨は守れ。腕や足の1本2本折れてもいいから、死にゃーしない、と。←女子の母親とは思えない(笑)


アスレチックでは、ヘルメット、肘当て、膝当てが義務付けられている。
しっかり装着して遊ぼう。

滑り台や

吊り橋(?)や

ア~アア~♪

ターザンロープや

壁登りや

なんでも来いだぜ!

アスレチックの制限時間は40分だった。
おもちゃ王国さん、短いってば!
暴れるちゃんが40分で満足するはずもなく、当然もう1回遊んだよね。

メリーゴーランドにも乗った♪


これは一人で。妙に姿勢がいい(笑)。

そしてそして、アスレチックにつぐ目玉アトラクション、大迷宮アスレチック城(暴れるちゃんはマンション迷路と命名)!
これがすごかった。


赤コースと青コースがあり、たしかそれぞれ知力コースと体力コースとなっていたと思うが、私にはどちらも体力コースよ。

暴れるちゃんはずんずん進む。


母を置いてずんずん進む。


待って~、暴れるちゃ~ん。置いてかないで~。

すーーーごく疲れた。
もうヘロヘロ。

最初に赤コースをやり、ゴールしたら間髪いれずに青コースをやろうとするもんだから、休憩を懇願し(笑)、15分ベンチで休ませてもらった。
トホホ・・。

今後行く方は大人も是非とも一緒に挑戦して欲しいが、一つだけアドバイスを。
"リュックは置いてって"
ロープがX状になってるとこやら、小さな扉を這いつくばって潜るときやら、狭い壁の間をすり抜けるときやら、とにかく邪魔!

このマンション迷路で最後の体力を使い果たし(もちろん私がね)、心地好い疲れとともにホテルに戻った。

そして夕食までに時間があったので、ソファに寝そべって、暴れるちゃんに乗ってもらい、マッサージしてもらった。
その効果か?筋肉痛にはならなかった☆

その日はさすがに早めに就寝。
夜中、暴れるちゃんはベッドから3回も落ちてましたw
本人は覚えてないらしい。自分で這い上がってたのに。
家では落下防止に柵を付けているのだけど、ないとやっぱり落ちるのね。しばらく外さないほうが良さそうだ。

Zzzzz....


おはようございます。
3日目は朝食後、少しホテルの周辺を散歩した。
空気が澄んでいて気持ちいい。



ひょっこりはんをやらされる母。しかも顔の出し方間違えた。
もう流行ってなくない?

そしてゆっくりチェックアウトし、帰路の途中、白糸の滝に寄った。


マイナスイオンをたっぷり浴びて、癒される~。

が、しかし、観光客、めっちゃいた!
密だ、密。久しぶりに体験する密だった。
川魚を食べたいと暴れるちゃんがねだったが、売店?売小屋?が密だからダメ、と我慢させ、立ち去った。

代わりにランチは暴れるちゃんの希望でピザを、軽井沢駅の近くで食べ、本当の帰路に着く。

2泊3日の母娘二人旅。
天気にも恵まれ、すべてが順調に運びましたとさ。

・・・・いやいや、そうは問屋がおろさない。

最後の最後にとんでもないアクシデントが待っていた。

高速道路を走っていたら、なんだか耳障りな金属音が聞こえてきた。
ん?なんだ?隣走ってる車かなぁ。
いや、違う。隣の車が変わっても、音が聞こえる。
もしかして、私のプリウスちゃん?
少し窓を開けて確認してみると、間違いなくうちの車。
ギョギョギョ!!!
何?何が起きてるの?
2週間前に定期点検したばっかなのに故障とかありえる?
近くのSAで停めてエンジンルームとか見るべき?でも見たとこで私には分からないし。
JAFとか呼んだほうがいい?
臭いは?焦げ臭くないかい?クンクン、クンクン。うん、変な臭いはしない。
目視出来る限りでは煙も上がってない。
よし、とりあえずこのまま走ろう。高速を降りてから、コンビニで一旦停めよう。

なんとか無事に地元ICにたどり着き、コンビニの駐車場にピットイン。
車を下りて部品かなんか引きずってないか確認するも、それは大丈夫そう。
うーーん、どうするよ?
はぁ、もうこうなったら行けるところまで行ってみよう。煙も出てないから、すぐに炎上するとかはないだろう。

しかしうるさい。
キーンとかキキーて金属音やら、スーッとかプシューて感じ気味の悪い空気音とか。
暴れるちゃんも「何この音ー!なんなの!?うるさすぎるー!」「ママ、みんなミミの車見てるよ!」「近所迷惑だよ!みんなびっくりしちゃうよ!」と大騒ぎしている。
本当に、道行く人々の視線を集める騒音を立てながら走り、なんとかかんとか自宅に帰り着いた。

そして我らの帰宅を待っていた相方に説明し、暴れるちゃんを降ろし、私はトヨタのディーラーに直行。
担当さんに電話で説明しておいたので、整備士さん3人が待ち構えてくれていた。

待つこと20分ほど。
担当さんが笑顔で、「直りましたよ」。

ほんとに!?こんなに早く?

「犯人は、コイツです」

ん?犯人?
担当さんの手から出てきたのは、小さな石ころ。


これが、コイツが!
ブレーキと反熱板?遮熱板?の間に挟まっていたんだと。
「これ、アスファルト片ですね。滅多にあることじゃないですよ。本当にイレギュラーなことで。走行中に飛んできたかなんかで運悪くひゅっと挟まっちゃったんですね」って。

うぉーーん。泣きそう。良かった~。
大人だから我慢するけど、安堵で泣きそう~。

「これ、お持ち帰りになりますか?」と担当さんがニヤリ。
えぇ、えぇ、持ち帰って良いのなら、もちろん持ち帰らせていただきますとも。
あらためて思った。車って精密機械なのね。

犯人のアスファルト片をティッシュに包み、今度こそ本当に帰宅。
2泊3日の旅を終えた。





まだしばらくコロナ禍は続きそうで、自粛生活の日常は終わりが見えないけれど、コロナが収束した暁には、マスクを脱ぎ捨て、また旅に出よう!