私が葬儀屋稼業から足を洗って17年ぶりにゴルフを再開したことは、皆さんご存知の通り。 (↓)
ギアやウェアを買い替え、ダイエットや筋トレもしてやる気マンマン・・・だいぶクラブを振れるようになり、リハビリは順調といったところ。
と同時に、コースに出てからそのブランクの長さを実感する出来事が立て続けに2回ありました。
そのひとつは、ゴルフシューズ。
プレー予約した当日が雨模様だったため、セコい私は買ったばかりの新品を使いたくなくて、約20年前に買った某アメリカメーカーの古いシューズを押し入れから引っ張り出しました。
試しに履いてみたら、特に問題はなさそう・・・ってことで、バッグに入れてコースへ。
ラウンドし始めてしばらくは良かったのですが、5番ホールのグリーン上を歩いていた時に、〝パカッ〟と音がして左足の靴底が剥がれ落ちたんです。
そりゃもう、ビックリ!
もちろん予備のシューズなんて持ってきてませんし、裸足になる訳にもいかず・・・結局、靴底の無いままプレーを続行。
雨が降って芝生が濡れてましたから、水を吸って靴下はビショビショ。
ても左足に力が入れられない分、力が抜けて却ってスコアがまとまったから、不思議。
おかげでいい勉強になりました。
帰宅した私が、その壊れたシューズと同時期に買って保管していたもう1足のシューズを廃棄したことは、言うまでもありません。
そしてもうひとつは、ボール。
20年近く前に購入したボールを数ダース保管していたものの、さすがにもう使えないと思い最初から新品を使用していますが、さりとて未使用のボールをただ捨てるのはもったいない。
ってことで、私はキャディーバッグに何個か練習用に入れることに。
そして先日、スタート前にコースの練習場でそのボールを使って練習をしたのですが、何回か20ヤード程のアプローチをウェッジを使って打っていたところ、空中を飛んでいたボールから、何か白く小さな物体が分離したんです。
目の錯覚かと思い、ポールの落下地点に行ってそのまま再度打ったら、また同じ現象が。
「えっ、何?」
と思って、芝生の上に転がったボールを見たら・・・なんと、ボールに2つの円形ハゲが。
そう、カバーが劣化して剥がれ飛び、コアがむき出しになっちゃったんです。
長いことゴルフやってきましたけど、こんなボールは初めて見ました。
帰宅してからあらためてボールの耐用年数をネット検索したら、確たる数値はないものの大体3~5年とのこと。
10年以上経ったボールは使わない方がよろしいようで。
そりゃゴム製品ですから、当たり前でしょうネ。
もしケチッて20年近く経ったボールを本番で使用しドライバーでフルショットしたら、空中で真っ二つに割れてたかも?
物を大切に使うことは悪い事ではありませんが、ことゴルフに関しては程々にってことですネ。
とは言え、食料品と違いゴルフボールって製造年月日が表示されていません。
新品だと思って買っても、実は数年前に製造されていたってことは、十分有り得る話。
やはり極端に安売りしているボールは、手を出さない方がいいかも?