1歳8か月頃、イタリアに戻ってからは、お嬢さんのイタリア語も爆発しました。
ので、今回はイタリア語と日本語に分けて書きたいと思います。
先に書いてしまうと、この時期のイタリア語は約200語。
初めの方は、
ア ビンバ(ラ ビンバ;女の子の意)
マニーナ(マニーナ;おてての意)
アッダート(アンダート;行ったの意)
などという単語だったんですが。
1歳8か月になったばかりの頃、
プリマ ア パパ(プリマ ア パパ;お父さんが先の意)
と言いまして。
これがイタリア語での二語文?なのかな。
そのまま、
プレ イオー(プレ イオ;私もの意)
コメ シ キャーマ キシュト(コメ シ キアーマ クエスト;これ何ていう名前?の意)
オ ポルタート コニッリョ(オ ポルタート コニッリョ;ウサギを持って来たの意)
などなども言うように。
イタリア語には人称・単複に合わせて動詞が6通りに変化するのですが。
ベンゴシ達がお嬢さんに話しかけるときは、もちろん、例えば「あなたはお腹がすきましたか」と聞きますよね(イタリア語を書くとややこしいので、少し変な日本語ですが日本語で説明します)。
返事としては「はい、私はお腹がすきました」。
だけど、「あなたはお腹がすきましたか」と聞かれているので、お嬢さんは「はい、あなたはお腹がすきました」って答えるんですよね。
なので「私はそれが欲しいです」と言いたい時も「あなたはそれが欲しいです」って言っちゃう。
これは、まあイタリア人の子供も通る道です。
大概の(小さな)子供はこういう言葉を話すんじゃないかな。
ただ、うちのお嬢さんのイタ語で面白いなと思ったことがありまして。
日本語では大抵動詞が一番最後に来ますが、イタ語では大抵の場合、動詞が先に来ます。
日本語;私は ウサギを 見ます
イタリア語;私は 見ます ウサギを
ってな感じです。
なのにうちのお嬢さん、イタ語で話してても、コニッリョ ベデーレ(ウサギを 見ます)って言うんですね…(本来であればベデーレ コニッリョの順)。
日本語が影響してるのかしら。
クリックしてね
ところでやたらウサギという言葉が出てきますが。
これ、Bingという黒ウサギが主人公のアニメのことなんですよ。
イギリスのアニメなんですが、イタリアでも毎日のようにやってまして。
1歳8か月頃?たまたまテレビをつけたらこれをやっていて。
うちのお嬢さん、ゲラゲラと笑い出しまして…。
それ以来よく見るようになりました。
なのでウサギ(またはビング)を見せてとよく言ってくるわけです。
このウサギ、イタリアでもかなり人気が出てきたようで。
お祭りとかに行けば、ビングの風船や人形などもよく見かけるようになりました。
ちなみにGiApuliaのカメラマンが撮影した今年のカーニバルの仮装の写真にも、ビングになっている子がいましたよ。
ビングになって、手にはビングの人形を持って。
そしてこちらはビングの友達のスーラ(ゾウ)。
今更ながら人気なんだなあと思いました。
このアニメ、Youtubeでもイタ語バージョンを見られます。
イタ語勉強中の方もいかがでしょうか。