こころのままに

カメラ片手に 
気軽にスナップ

今日の日だから

2020-07-07 | E-30

七夕に因んで
書道は学生時代からご指導いただき 
その後も暫く先生のもと東京弥生町まで
とんぼ返りで上京 
書学院も先生の逝去から遠退きました

遠い昔の事柄ながら 

今でも鮮明な記憶がこのページにあり再投稿
確か2007年の今日 七夕の日に




  
   今日の七夕にちなんで
      私のおもいでばなし(今は昔)


 何十年前になるのであろうか  数えるのも面倒なくらい昔の話
 高校三年生のとき 書道の先生に上野で日本書道院展の展覧会が
 あるので応募してみないかなど言われて「高校の部」
 三人くらい下級生も参加して先生の言われるとおりに練習をし
 応募しました 結果 入選 褒状というご褒美を頂いたのです
 思いがけないはじめての上野美術館での入選に
 父が早速見に来まして 先生に私の書がどれだけのものか等
 尋ねていましたので 脇にいて少し恥ずかしいと思いました
 うたの内容は七夕の織姫彦星のこと
 ロマンチックな夜空に思いを寄せたのでした
 
   ひさかたの あまのかわらの わたしもり 
      きみわたりなば かぢかくしてよ

<Sakuraさんのソースをお借りしています>
引用 【大体の意味(意訳)】
天の河原の渡し守よ、あの人が河を渡ってこちらの岸に来たら、その楫を隠し
てください。あの人が帰れないように。

意訳注
『古今和歌集』歌番号174(巻四・秋歌上)
詞書は「題知らず」

織姫は彦星と一緒にいたいので、彦星を天の川のこちら側まで舟で送る役目を
担っている渡し守(この歌での設定)に頼むのです。
彦星がこちらの岸まで逢いに来たら、楫(舟を漕ぐ道具)を隠してほしい、と。
楫がないとなれば彦星は帰れない。
少しでも長く一緒にいられるように楫を隠してほしい、という思いを詠んだ歌
です。

旧暦7月は秋です






わが庭の片隅に咲いていた
ムラサキシキブの花
今年は沢山開いている様子
実がたわわに下がるとき
紫色が目に沁みる

ー七夕の日にー















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