新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

3冊目の本の初回校正終了です

2019-02-11 13:44:59 | Weblog

こんにちは

 

2月9日は母校のJMECCに行ってきました。久しぶりの参加で少し感覚を忘れておりましたが、やっているうちに少しずつ思い出してきました。やはりやり慣れておかないとダメですね。

 

その後は血液内科の後輩と少し飲みに行きました。

 

昨日はER日直をしておりました。ほとんどの患者さんは後期研修医の先生と初期研修医の先生で対処してくださいましたが、たまたま家族が連れてきた患者さんがショック状態で初期対応だけやっておりました。外来にきたら「血圧が測れません」って・・・。vitalを安定化(血圧は測れるようになりました)して、主診療科の当直に引き継ぎましたが・・・、患者さんの主訴に振り回されてはいけませんね。

「苦しい。今朝から急に苦しくなって・・」

頭に浮かんだのは呼吸困難の鑑別でした。

 

まぁ、引き継ぎをせずに心電図を見たら気がついた(検査指示までは出してました)だろうけど、HOT導入されている方の朝から出現した呼吸困難だったから、てっきり肺炎か何かの合併(+敗血症性ショック・・今はqSOFAで判断なので・・・)、もしくは肺塞栓などの急性呼吸困難だとばかり・・・(汗

 

一方で夕方きた救急車に関しては年齢、症状などから疾患は〇〇か、それほど重篤なものではないかと判断して、外科の手術が可能という返事をもらって引き受けました。

 

「歩くこともできなかったら〇〇です。indirect試験陽性ということで」

 

と言っておりました。歩けなかったのでほぼ〇〇だろう・・・と思って、各種検査を行い〇〇というのを確認して外科に引き継ぎました。

 

昨日、入院した患者さん多いような・・・(汗

 

日直の合間や日直終了後の夜、今日の午前中などを使用して、3冊目の本の初回校正を終了しました。

 

自分で言うのもなんですが、問診と診察で検査前確率を上げられる自信があります。その自分の知識や技能を集約した(全てではないのでしょうけど・・そんなに書けない)本になっていると思います。多くの内科医の先生のお役に立てると思いますし、看護師さんをはじめ各種医療従事者の方々のお役に立てると思います。

 

なにせほとんど問診で情報収拾できることだし・・・。

 

と言うことで、どんな本になるか楽しみですが・・・それなりに自信作になっております。医療従事者だけでなく、患者さんたちの役に立つことを祈念しております。

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また

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2 コメント

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Unknown (女王様)
2019-02-13 01:27:05
なんか書きにくいと思ったら タイトル欄がなくなったんですね。
とても違和感(笑)。

ひさしぶりにアンフェタ先生に少し嬉しい報告ができます。
IS、前月の値ですが0.008まで下がってくれました。 ゼロが3つ!
やっとここまで来ました。
アンフェタ先生にいろいろ教えていただいたお陰でもあります。
感謝しております。 まだまだだけど投げ出さないでよかった。
ノロマな亀みたいな歩みだけど、いつか結果は出るものなんですね。
透析と引換のようで ややビミョーですが‥。

で また頑張りましょう、となり「それから僕は3月で辞めるので来月が最後です」。
え? 去年春に来て11月から担当になって、もう??
新しく倒壊大から来るので引き継ぎしておきます と。
大学からの派遣社員のようなものだから仕方ないとは言え、あまりに早いなぁ、また人間関係の構築からか、とため息が出ちゃいます。
長くかかる病気にはある程度継続的な勤務をしてほしいものです。

でも まあとりあえずほっとして待合室のテレビを眺めていたら、 なんと水泳の池江さんの白血病のカミングアウト。

これは‥。
神様はなんて残酷なんでしょう。
あんなに元気で爽やかで ひたむきに頑張っている子に むごい宣告です。

既に貧血があって即入院なら私とは違う、急性だろうと推測できて、失意のドン底だろうに‥。

五輪とかメダルとかどうでもいいから、ご本人はよくないでしょうが とりあえずふつうの生活が出来るところまで 根気よく乗り越えてほしい。
心からそう思います。

日医大だとか東大とかの血液内科医がゲストコメンテーターか何かで出てきて、今は根治出来る病気ですなんて語ってましたが、患者にはそんな簡単なことではありません。
それにしても もったいない。 どんなにか悔しいかと想像するだけで切なくなります。
頑張れと言われるのは 患者にはつらいと知っていますが 頑張って笑顔を見せてほしいと心から願います。

三冊目の著書、おめでとうございます。
次は患者にもわかるをテーマでおねがいします。

池江さんにも アンフェタ先生みたいにきちんと説明してきちんと聞ける医師がつくといいですね。
医療はまず目と耳を。
キラキラ女医は「○○ですね」と話します。
腓返りですね→はい
徐水量ですね→はい
仕方ないですね→はい
‥誘導尋問かと。

もう反りが合わないとわかったから 諦めました(笑)。

今日は13日。 バレンタインイヴですねー。
感謝を込めて どうぞ
【chocolate】

チョコよりちゃんとご飯を食べて 救命頑張ってください。
Unknown (アンフェタミン)
2019-02-13 05:24:00
>女王様さん
おはようございます。コメントありがとうございます。

ISの低下(MR4.0達成)おめでとうございます。
ここまでくればない服を継続している限り、CMLは大丈夫のように思います。

まだ、0.01付近をうろうろするとは思いますが、継続して頑張ってください。

非常勤医師は医局の人事で動くと思いますので、異動が早い時は早いですよね。

僕はしばらくは変わらないと思いますが、新入局者が増えれば外勤先の調整があるだろうなと。

池江選手に関してはどのタイプかにもよりますが、治る病気ですし、まずは治療に専念して頑張って欲しいです。

著書の件、ありがとうございます。また、いろいろ頑張っていきたいと思います。

また、コメントいただければと存じます

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