13日・14日と家族旅行で霞ケ浦の方へ出掛けて来ました
嫁と娘の希望は牛久大仏と香取神宮・鹿島神宮とのことで、後は私任せ。
そこで!気になっていた大杉神社をもちろん予定に組み込んだのでした(笑)
なぜ気になっていたかというと、二十四孝の彫刻が全部あるらしいから!
なかなか出来ない二十四孝コンプを一気に達成するために向かったのでした
それとこちらは猫スポットととしても知られているようなので、
猫ちゃんいれば二人も退屈しないでくれるかなと思ったのです
神社の裏手にある駐車場から境内に向かったので、先に猫に遭遇
この子はちょっと撫でさせてくれました
子猫ちゃんたちの方が警戒心が強そうでした。
奥から出てきてくれなかった子猫ちゃんたち。
カメラ目線くれなかったけど何を見てたんだろ?
裏の駐車場から来ると鳥居の向こう側の境内入口に辿り着きますが、
せっかくなので二の鳥居だけちゃんと潜ってみました。
一の鳥居は少し下にあり、二人が先に行ってしまったので断念。
実に立派な社殿です
やはり有名な神社は違いますね~(笑)
拝殿の海老虹梁
手挟には猛禽に狙われている猿が彫られていました。
反対側の手挟にはやはり狙われているウサギ。
さてさて二人に断ってから、楽しみにしていた二十四孝の鑑賞に向かいます
二十四孝の彫刻は本殿を囲む瑞垣に設置されています。
二十四孝には「江革」「仲由」と「張孝・張礼」「田真・田慶・田廣」の二組が入れ替わった
二編が存在するとのことで、つまり両方合わせると二十六組となるようです!
そしてここには二十六組が揃っているとのことで、大喜びで鑑賞してきました
仲由 ちゅうゆう
貧しい家に生まれた仲由は苦労して両親を養っていました。
両親が亡くなってから楚の国に使え出世してたいそう裕福になりました。
しかし仲由はなお昔のごとく貧しい食事をしていたそうです。
孝行をしようにも既に父母はなく、いつも涙を流して嘆いていたとのこと。
丁蘭
田真・田慶・田廣
黄香 こうきょう
黄香は母を早くに亡くし父と二人で暮らしていました。
父に出来る限りの孝行を尽くし、夏の暑い時には枕や椅子を団扇で扇いで冷やし、
冬の寒い時には布団を自分の体で暖めたとのことです。
朱壽昌
呉猛 ごもう
8歳の少年が親が蚊に刺されないように、裸になって蚊の餌食になったという話。
これは表現しやすそうですから、もっといろんなところにあってもいい気がします。
姜詩
張孝・張禮 ちょうこう・ちょうれい
盗賊に襲われて食べられそうになった兄弟が、互いに私が私がと譲らなかったというお話。
最後には盗賊も心を打たれ、二人を食べずにたくさんの米と塩をくれたそうです。
王祥
大舜
陸績
剡子
庾黔婁
蔡順 さいじゅん
天下は乱れ飢饉が頻発し、食べ物が極端に不足していた時代の話。
蔡順が桑の実を採っていると盗賊に捕まり「なぜ実を二つに分けているのか」と尋ねました。
蔡順は「熟したものは母に、熟していないものは私が食べます」と答えました。
すると盗賊は米と牛の足を蔡順に与えて去っていきました。
この米と牛の足は食べても食べても減ることがなかったそうです。
唐婦人
山谷
老莱子
漢文帝
閔子騫
曾參 そうしん
曾參が山に薪を取りに行っていると、母しかいない家に曾參の親友が訪ねてきました。
家が貧しくもてなしも出来ない母は指を噛んで曾參の帰宅を願いました。
薪を拾い集めていた曾參は胸騒ぎを覚え、急いで家に帰ったというお話です。
江革 こうかく
天下が乱れていた時代、江革は故郷を離れて母と二人で暮らしていました。
世の中が平和になり江革は母とともに故郷に帰ることにしたのですが、
母が牛や馬を恐れると思った江革は自ら車を引いて行くことにしたのでした。
来てよかったと思える素晴らしい神社でした
お盆休みなのに参拝客が少なかったのはラッキーだったのでしょうか?
H22年に約280年ぶりに再建された麒麟門 詳しくはコチラ
彫刻を駆け足で堪能して、待たせている嫁と娘を探すと、、、
やはり猫ちゃんたちと戯れていました(笑)
画像は載せませんが、娘は子猫ちゃん抱っこに成功したようです
近ければ何度でも行きたくなる素晴らしい神社でした
ブログにアップした寺社・彫刻の一覧です
よかったら見てくださいね😊
2019/8/13 参拝