先日、某中学校において

薬物乱用防止教室の講演をさせていただきました。

 

 

今回の講演でのポイントは以下の５つ。

一、薬物とは…

一、薬物乱用とは…

一、薬物の怖さについて

一、乱用のきっかけ

一、薬物から身を守るために

 

 

まずは薬物には、どのようなものがあるのかを

見ていただきました。

 

見た目に、いかにも薬物というものから、

まるでラムネのようなものまで、

さまざまな形状のものがありますので、

その現状を知ることはとても重要です。

 

数年前は10代でも

危険ドラッグ（別名、合法ハーブ、合法ドラッグ）の乱用が

目立っていましたが、

最近では危険ドラッグに代わり

せき止め薬や風邪薬などの市販薬の乱用が

急増しています。

 

市販薬は手軽に手に入れることの出来るものですから、

気をつけなければなりません。

 

乱用というと何度も使うことのように思ってしまいますが、

目的が遊びや快感を得ることであれば、１回でも薬物乱用になります。

たった1回でも薬物乱用をすると法律で罰せられます。

 

薬物乱用は法律違反です。

サッカーで言うならルール違反をして

レッドカードを貰ってしまった状態です。

 

しかし、サッカーとは違う点があります。

 

サッカーでレッドカードを貰っても、

通常は1試合出場停止になるだけで、

またすぐに試合に復帰できます。

 

一方、薬物乱用の場合は、

１度使うと１度では済まなくなって、

何度も使ってしまうことがほとんどです。

 

すると、どんどん人生そのものが狂い始め

全てを失うことになります。

 

たった１度だから大丈夫と思い、

薬物を乱用してしまう人がいますが

「１度だけなら・・・」と思って使ってしまうと、

なかなか止めることは出来なくなってしまいます。

 

だから厳しい罰則があり、

１度でも薬物乱用をすると罰せられ、

犯罪者となるのです。

 

 

薬物乱用をしてしまうと

薬物依存、薬物中毒、薬物耐性、フラッシュバックなど

多くの弊害を引き起こし、

人生が狂ってしまう可能性が非常に高いことを

しっかりと理解することが大切です。

 

薬物乱用をした人の多くが、

友人、恋人、先輩など、

断りにくい人から誘われています。

 

ですから、もし誘われても

１回なら良いかなとは決して思わずに

きっぱりと断れるようにならなければなりません。

 

薬物から身を守るためには

目の前にあるやるべきこと、やらなければならないことに

日々一所懸命に取り組むことです。

 

そうしていると、悪い事に誘われることはまずないと思います。

 

万が一誘われても、キッパリと断ることが出来ます。

 

１日１日を大切にして

充実した毎日を過ごして欲しいものです。

 

 

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