おやじの蒼茫
人生50を過ぎ、折り返し点を明らかに過ぎた。
毎日、考えるのは、このままでいいのか。ってこと。
今の会社で、定年まで働いて、再雇用でもされて、
70の声を聞いて、かつかつの年金で、生涯を終える。
果たして、これでいいのか。
かといって、今さら、一発逆転を狙える年ではない。
それが現実。
ガキの頃、夢見てた生活とは、かけ離れている。
けれども、妻と一匹を養い、マンションも買って、仕事もある。
それなりに幸せで、それなりに満足ではあるのだよ。
一言で言えば、小さくまとまった。ってことか。
そう、冒険する勇気もなけりゃ、勝負する根性もない。
そのくせ、現状に満足せず、嘆いている。
現状に感謝する事もなく、嘆いている。
なんか、哀れなやつ。
きっと、大半のおやじ達も、こんな感じなんだろうか。
それとも、日々、仕事、生活で、いっぱいいっぱいで、
色々と、そんな事やあんな事、考えてる余裕もない感じなんだろうか。
色々と、考えてしまう自分って、暇人なんだろうか。
でも、、、暇人って、ぜいたくだなあー俺。