↓を向いて歩こ。

上を見てたら切がない。
ゴールが見えない。先が見えない。そんな時、ちょっと余所見をしてみては

動物好き。お洒落好き。お金大好き。大人な話し大好き。


年齢には負けません!永遠のピーターパンシンドロームブログ。

ちょっとそれどーなのよーっな愚痴ブログ。

金がなくてもオシャレを楽しむファッションブログ。

今まで出会った様々な人格の人間ウォッチングブログ。


まぁ、ただの雑記です。


ちなみに…ワタシのブログは無駄に長いので、完全PC用です。
携帯で読むと後悔すると思います・・・フフフ

Amebaでブログを始めよう!
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まとめちゃうよー。

どぉーーーーも。

プシンでございます。

あたくし、目次書きながら気づきましたよ。


こんなに書けるんか?


まぁ、書けない事ぁないんですけど

やっぱブログって日記だしな。

日々徒然書くのが日記だしな。


今、戦争中なもんで


過去をゆったり

振り返って書いてる

精神状態じゃないしな。


っつー事で、詳しいお話はおいおい。

今のワタクシですが









引越して3日目で

出て行けコールが

かかっております。








(完)



いやいや、終わらせないわよっ!


そんな簡単に終わらせないで(泣)


まぁ、そもそも


家族が増えました。


というのは、ワンコの事で


実家には既に犬2匹猫2匹

ついでに、犬一匹は目下皮膚病中

なワケで、これ以上、引き取る事になると

母上から


私の戸籍から出て行けー


という事になりますので


現状の


このマンションから出て行けー


を選んだのでありますが






ワタシ、生きてていいんでしょうか…


そもそも、このワンコは父の犬。

犬飼ってる場合じゃない父が無謀にも

飼ってしまった野良上がりの雑種ちゃん


で結局、無謀だったということになり

ワタシに100万でワンコを売りつけてきた

のでございます。


その100万とは

犬が飼える家への引越し資金

という名目。


金を受け取ったからにゃー

引っ越さなければなりません。


って事で、クソ暑い中

不動産屋をめぐり

ペット可(小型)OK♪

なんて物件の書類は、鼻息で蹴散らし


なんの設備もいりません。

築何年でもこだわりません。

犬を飼えればいいんです。

でも、ウチの犬は雑種で今10kgちょい

ですが、いつ生まれたかはわかりませんが

まだ子犬なので、中型犬だと思います。

中型犬が飼える家を探して!

ガルルガルル…


で、見つけた今の家。


そこは、そう。

いまどき、電気給湯器

お湯と水を混ぜて調節していた

小学生の頃を思い出しながら

毎度火傷の恐怖に耐えなければ

ならない設備と


窓を開ければそこは、一面







ハトだらけ。


階下のおばあさんがハトに餌をやっているらしく

朝方窓を開ければ、ロート製薬のCMかっ!

と懐かしさに目を潤ませるような光景が広がる。


まぁ、ワタシはハトなんてぜんぜん怖くも

嫌いでもないので、別に構いませんが

綺麗好きのハニークンは、手すりに止まるハトに

恐怖を感じ、カーテンを開けたり閉めたりして

ハトと格闘している毎日でございます。


ま、中型犬を認めてくれたマンションですから

片目を閉じて生活すれば、楽しいワンコライフ

なるだろう。

そう、想像して契約に踏み切ったワケですよ。


仲介不動産屋に契約しにいくと

これがまた、のんびりした

優しそうなおじいさんと一匹の猫

が待ち受けており、契約書を挟んで

説明を聞いていても


猫が契約書の上で

ゴローーーンする。


それを無視しながら真面目に

契約書を読み続けるおじいさん。


猫が尻尾でワタシの顔を

フッサフッサしてくる。


おじいさんには見えていない。


書類の文章を指差すと

その指にジャレてくる。


おじいさん、ちょっと指を痛そうにし

引っ込める。


まぁ、そんな感じで人間2匹と猫1匹

滞りなく契約を結んだワケですよ。


帰り際に、猫ちゃんは何歳なんですか?


と聞いたら、


この子はねー。

住居人さんが出てって最終点検に行ったら

この子だけ、ポツンと置いてかれててねー

かわいそうだから、預かったんだけど

もうそれから10年ウチにいるのよ。

アハハハハ。


アハハハハ。

幸せになって良かったですね。


そんな会話からも、このおじいさんが

耄碌していて、猫が見えないワケでは

なく、優しい動物好きのおじいさんなんだ。

とわかったワケです。


整いましたっ


というワケで、長らくペットホテルに

預かってもらっていたワンコを引き取りに。


レンタカーを借り、友達に運転させて

はるばる茨城へ。


迎えに行き、ペットホテルのお姉さんが

連れてきたワンコを見てびっくり。






巨大化しとる…


預け中もチョコチョコ連絡してたけど

ご飯の食べっぷりや、臆病な事

茨城の今日の天気とか

どうでもいい事ばっかり聞いていて


体重聞いてなかった。



今、19kgですねー♪


かなり大きめの中型犬に成長しておりました。


しかし胴体を見ても肉付きがいいわけじゃない。


そーか。

この子が一瞬どうしても大型犬に見えるのは


足の太さと




顔のデカさだ。



我がワンコは江守徹もびっくりな

ビッグフェイスの持ち主でした。


ワタシより顔デカい。


すみません。

ワタシより顔のデカイ中型犬は

無理です。


なんて、今さら言えるワケもなく

まぁ、19kgは中型犬の部類ですよ。

というお姉さんに、そーか。

体重は中型犬だもんな。

と納得して新居までいざ出発!


途中、何度となく


リバーーース。


すっかりドッグフード臭くなった車内で


車なら、うちのでいいよ。

と最初言っていた友達も

さぞかしレンタカーに感謝しているだろう。

とか思いながら、ドッグフード臭プンプンで

新居に到着。


そして、いざ新生活スタート

父から渡された100万はあっという間に

なくなり、さて、これから家賃をちゃんと

払っていけるのだろうか。

と、不安になりつつ始まった新生活3日目。


ハニー君と散歩から帰ってくると

管理組合長がマンションの前で

近所の人と世間話をしている様子。


この管理組合長が曲者で

引越しの挨拶に行っても

なんだかごみ屋敷のような薄暗い部屋から

迷惑そうに出てきて、菓子折りを受け取り

はいはいどーもはいはいはいはい。

とか言いながら、挨拶もソコソコに

ドアを閉めたジジイだ。


気に入らないねぇー。


そんなジジイでも管理組合長なので

波風立てぬよう、挨拶をして通り過ぎようとしたら



なんだその犬は!


と、いきなり怒鳴り口調なので


は?


と言ったら


犬飼うって聞いてたけど

まさかそんなデカイ犬なんか

ダメに決まってるじゃないかっ!

冗談じゃないぞ!

どこの不動産屋だっ!文句言ってやる!



こうして、やっと見つけた借り住まいを

いきなり追い出されそうになっているワケですよ。


借り暮らしのアリエッティーかっ!


あたしゃ

その日暮らしのビンボッティーじゃっ!


とまぁ、7話一挙放送(一部除く)

しちゃいましたが、このお話は現在進行形で


こうなると

アレが足りないから買いたいな。


でも追い出されるなら荷物になるな。


とか


BS・CATV付けちゃったけど

追い出されるなら、クーリングオフ中に…


とかまぁ、心落ち着かない日々を

送っております。




ワタシの安息の地は

この世にあるのだろうか。



以後に続く。



もしかしたら永遠に続く(涙)

さてさて

暑さが続いてますが、皆様
いかがお過ごしでしょうか。
汗かいてもなかなか痩せない
プシンでゴザイマス。

脂汗出したら
痩せるんでしょうか。

いい加減、ブログを書かないと
ワタシの記憶が、暑さに負けて
トロけ出し、衰退の一途を辿る
海馬から流れ出て

やだ、プシン、耳からなんか
垂れてるよー。

と、子供の手を引き、立派に母親
やってる同級生に、すれ違い様に
言われそうなので

目次だけ書いとく事にしました。


☆プシン、病院で怒られる。

☆プシン、呼び出しに遭う。

☆プシンの家探し。

☆プシン、久々に恋をする。

☆プシン、家族が増える。

☆ハニー君、完全に巻き込まれる。

☆プシン、大家と戦争中。


の7話でゴザイマ~ス♪

ジャーンケーン…んがんんっ!フネ





Android携帯からの投稿

更新がぁーーーっ

ブログにね…


書くネタあり過ぎ



書く時間なし。




(涙)


オナニー事件。

オリンピック始まりましたねー。

なかなか見る機会に恵まれない

ワタクシでございますが

盛り上がってるかーーい?


さて、オリンピックにも勝る勢いの女友達から

夜中に何度も着信が入っていた。


明日かけ直そう。


と、帰り支度をしていると、また着信


普段、平日の2時過ぎにかけてくる

ような彼女ではありません。


オリンピックで誰かが

金メダルでも取ったか!?

と期待しながら出てみたら


ねぇー。

今から会える~?


気怠ーい声。


彼女は専業主婦

オリンピックでも見てない限り

こんな時間に起きてるとは思えません。


え?どーしたの?


ちょっと話したい事があって。

プシンぐらいしか、この時間繋がらないから。


いやー。

アイツもオリンピック見てそうだし。

アイツも、アイツも…

と、自分の知り合いを想像しながら

まぁ、主婦だし、こんな時間に電話できる

友達なんて、そんなにいないか…


なんて勝手に想像しながら


んじゃー、家着いたらかけ直そうか?


正直







眠い。


仕事が終わり、完全に腑抜けモード

入ったワタシは、確実に聞こえた

今から会えない?という言葉を無視して

とぼけたフリ。





いや、会いたいの。


なによ(笑)

なんか見せたいもんでもあるわけ?


ううん。

そうじゃないんだけど…





旦那の愚痴だろ。


容易に想像ができる。

ここ最近、前々から冷戦状態

結婚4年目の旦那の愚痴を聞いている。


正直、愚痴を聞くのは一向に構わないけど






眠い。



今日は寝かせて頂きたい。


と、言いかけたところで





家出したの。




えぇぇー……



んで、今どこにいるの?


今、家出たとこなんだけどさ。


んじゃ、とりあえずウチの方まで来たら?

なんだったら、ウチ泊まってもいいし。


うーーん…

でもね。





ホテル取っちゃったの。

一緒に泊まらない?




なんでだよ…。


え?

シングルでしょ?


ううん。

東京ドームホテルのツイン。



なんでだよー(泣)


あたしゃ、そっからタクシーで

10分もありゃ帰れるわぃ…


だって、変なビジホより

プシンも気に入るかと思って。





この女はこーゆーところがある。


ワタシは完全に付き合わされる身であり

どちらかといえば

巻き込まれた状態なのであるが



あ、ありがとぅ…



と、言わせる女なのだよ。


え?なんでワタシ今


お礼言ったんだろう…。


謎の魔法をかけられる。


はぁ~ぁ。


というワケで、夜中の2時過ぎから

30半ばの女の家出に付き合わされる事になり

初めての東京ドームホテル。





あーー

違う状況で来たかった(涙)


二人で落ち合い、コンビニへ。


こーなったら、パパッと飲んで

話し聞きながら、寝落ちしてしまえっ


と、缶チューハイに手を伸ばしたら

隣で、コーヒーを何本も手に取る彼女を見て





リポDにチェンジ(涙)


そして、小奇麗な部屋と夜景

楽しめるワケでもなく

テレビでオリンピックを見れるワケでもなく

ただ、静まりかえった部屋で

どんよりな空気感を惜しみもなく出す彼女の


旦那の愚痴スタート。


彼女は、とても真面目

どちらかといえば、潔癖に近い?人

見た目もスレンダーで色白な美人ちゃん。


大人数の中で出会った彼女とは

学生だったり、職場の仲間みたいに

長時間一緒にいたら仲良くなるどころか

なんなら嫌われたんじゃないか。

と思うほどワタシとの共通点は薄い


そして、旦那は

割と高給取りのサラリーマン。

年下で、週に2,3回は午前様らしい。

読んだ雑誌は、開きっぱなし

カップラーメン食べたら食べっぱなし


どういうわけか

ワタシの耳が痛くなるような人格らしい。


そんな旦那に小言を言ってる彼女が目に浮かぶ。


まぁ、そんな事しょっちゅう聞いているので

リポDをチビチビ飲みながら

今回の家出の原因を聞いてみた。


彼女が言い辛そうな雰囲気をバンバンだしたので


言いたくないならいいけど…


と言ったら、何かを振り払ったように


言う!

こんな最低な事、黙ってられない。


そーだ。

そーじゃなきゃ


ワタシが家にも帰れず

近所のドームシティに

泊まりに来た意味がない!


心の中で雄たけびをあげ

リポDを握り締めながら

彼女の口が開くのを

今か今かと待っていると





アイツ…

ワタシが寝てると思って








一人エッチしたの。












バカヤロー


思わず、夜景に向かって

リポDをぶん投げそうになったっつのっ



そんな事かよ。

彼女の旦那がオナニーしたせいで

ワタシは眠さを我慢しながら

綺麗な風呂を使うこともなく

夜景も楽しめず、オリンピックの結果もわからない

こんな生殺しな目に遭わされてるのかよ。


それって嫌なの?


え!嫌だよ!

プシンはされた事ないから

わかんないんだよ!

すごい屈辱感なんだから。

もうホント許せない!


コーヒーの缶が潰れるんじゃないかと思うほど

力んだ拳を握り締めて

オナニーしたワケじゃないワタシにガナリ立てた。




いや、見た事あるけどね…


しかもそれは、結婚していた時

ワタシは旦那との離婚作戦遂行中だったので


よしよし。

勝手にやってくれ。

アタシャもう指一本触れて欲しくないもんねー。


なんて思ってたもんだ。


という事は…


やっぱ、旦那の事

まだ好きなの?


彼女はここ最近の愚痴で、最終的には

離婚を考えているらしい事を言っていた。


ただ、まだ専業主婦だし、手に職を付けて

離婚届を叩きつける。

なんて事を言っていた。


好きっていうか

だって、夫婦だよ?

嫁とやるもんでしょ?

しかも、ワタシが起きてる時にやるって

ルール違反でしょ!


彼女はルール好き

でも、それは


彼女のルール。


彼だって、別に彼女に見せたくて

やってたワケじゃなかろうに…。


今頃、彼の方だって

やべぇー。見られちゃったぜ。恥ずかしい。

って思ってるはずだよ。


それで、黙って家出てきたの?


ううん。

目撃したから、ちゃんと謝って!

って言ったのに、アイツが謝んないから。





フフフフフフ…


大真面目で怒ってる彼女には悪いが

思わず口元が緩んでしまったワタシは

慌ててリポDをくわえた。


オナニー見られた上に

謝れって…



チ○ポ握りながらの

ごめんなさい。





ぶはははははは



どんな状況じゃ。

そらぁ、彼氏も素直に謝りづらかろう。


まぁ、それが発端となり

今までの出しっぱなし癖をつつく妻。


彼も彼で、割と弁の立つ男の上に

年上の専業主婦を養っているという

プライドを盾に言い返す。


という修羅場の末、彼女は荷物をまとめ

ワタシを巻き込んで、家出をした模様。


ホントは、テレビでオリンピック見つつ

鼻ほじってゴロゴロしながら聞きたい話

ではありますが、彼女は大真面目に

彼への不満をワタシへぶつけ、同意を求めてくる


彼女の話を聞きながら、彼女が言われた

彼の台詞で


お前はそんな完璧な人間なのか?


という言葉が耳に残った。




全く同意見。


俺は仕事じゃミスしないで頑張って

それなりに稼いでる。

生活費に支障ない範囲で飲みにも行く。

家では、だらしないとこもある。

それ全部許せないなら、離婚に応じる。


んー。

まぁ、それが彼のすべてなんだろなー。


だって、ワタシもそーゆータイプだから




ま、ワタシは稼いで

ないですけど…。



彼女はきっと、口で言うほど

彼を嫌いでもないし、離婚したいとも

思ってないんだと思う。


そのオナニー事件の時に


夫婦がセックスレスだから

そーゆー事するなら

そこは二人でしよう。


という提案をしたらしい。


彼女たちは、もう数年セックスレスらしい。

今までの彼女の話だと、愛もないし

エッチなんてしたいとも思わない


と言っていた彼女からそんな発言を

したのかと思ったら、ちょっとビックリ。


そして、彼の答えは





NO。






あはははは…


まぁ、オナニー見つかって

謝れなんて言われた相手に

んじゃ、エッチしようって言われても

NOになっちゃうよね…。


まぁ、そんな状況の彼女には

言えませんでしたが



もう、彼は冷めてるね。


ワタシには、彼の事をボロクソ

言っている彼女のほうが

しがみついてるようにしか見えん。


もちろん、今の専業主婦の生活じゃ

すぐに離婚が出来ない彼女の状況も

わかるからなー。

早く資格が取れるといいねー。

ぐらいの話ししかできませんでしたが


チェックアウトの時間まで延々と

彼を罵る彼女の言葉を聞きながら


うつろな目をしたワタシは

昇る太陽を見ながら






ここのホテル代も結局

旦那の金なんじゃないか…



と、薄っすら思ったのでありました。



旦那君よ。

君のオナニーには

金がかかっておるぞよ。

今のうちに思いっきりシコシコやっちまえ!

勝負は始まったばかりだっ!

目指せ新記録!




頑張れ日本!

父との珍道中 ファイナルッ!

メロン嫌いのハニー君へ

メロンの御中元をいただきました。








6個。


サザエさん家やまるちゃん家なら

大変喜ばれるところですが


我が家には、戦力外の男が一人


これ全部ワタシが食べるんかい…

デカメロンな乳には憧れてても

これ全部食べたら、デカメロンになるのは

ワタシのお腹。


夕飯の買い物にスーパーへ行けば


メロンの陳列棚に紛れ込ませてはどうだろう。


とか


道行く野良猫ちゃんを見れば


猫はメロン食べれるんだろうか。


とか


道端でティッシュを貰えば


お返しにメロンあげたら

この人は受け取るだろうか。


とかそんな事ばかり考えております。


実家に送る手も考えましたが

送ったところで、我が家にも母一人。


確実に呼び出されて

メロンを出されたあげく

金を巻き上げられる気しかしない。


そんなわけで、ここ数日

小さな脳みそと小さな冷蔵庫

メロンでいっぱいのプシンでございます。


メロンはいかが?


さて、ジュクジュク脳みそのワタシですが

さらにジュクジュクな脳みそを持つ父お話。

これでファイナルだー!


マックのお姉さんペットホテルのお姉さん

激しく動揺させ、迷惑珍道中を経て

やっとこさ家に到着。

そして


ワンコとご対面ー♪


今日、ワタシは、化粧も落とさず
寝不足二日酔いを抱えながら
直角の椅子に耐えてきたのは
この子に会うためなのだ。


感想は



トロけるほど

カワユイ。


そして


たしかに10kgは軽く超えているだろう…


広い庭に放し飼いされたワンコは
ワタシ達を見るなり、子犬特有の
ずんぐりムックリなカワユイ走り方


両手を広げて中腰になったワタシの胸に
力いっぱい飛び込んで



ワタシを泥の水溜まりへ
突き飛ばしたのでした。



そしてはしゃぎまくるワンコを怒ることなんて

出来ず、しばらく彼と遊び、心ゆくまで

ワタシの服にヨダレと鼻水を付け
泥だらけにしてくれた。



あぁ。
どうして、ワタシは着替えを
持ってこなかったんだろう。


ひとしきり遊ぶと、彼は日陰に寝そべったので
ワタシも初めて来る中途半端に出来上がった
父の家
へ入ることにした。


まだ真っ白なガレージを通り過ぎ
ワタシは足を止めた。





なぜココにツンベー

駐車されてるのか。


さっきワタシが乗った
後部座席泥まみれのワーゲンとは違い
外も中もピカピカ


ワタシのイライラは気温の高さと太陽の
ジリジリビームのおかげでマックスになり
勢いよく家のドアを開けた。





ヒァ~~~~
涼し~~~~い


思わず、天国に舞い上がったような気分になり
まぁ、いつもの父だしな。

と気分を静めて中に入ると
父は呑気に鼻歌混じりで契約書にサイン中。


部屋を見て、ワタシの静めたはずの怒り
またもや、フツフツと湧き上がってきたのです。

50インチ以上と思われるデカイテレビ
電動機能が付いた3人がけソファ
寝室にもデカいテレビ
茶色で統一された新しい家具
食器洗い器乾燥機



そんな金あるなら
ワタシに回せ。

という心の声をどうにか喉元に抑えて


ずいぶんいい暮らししてるわね…


そうか?


無表情のまま契約書を読み続ける
父に舌打ちしながら、庭を見ると
いつの間にか知らない男が3人


ちょっと、ドロボーじゃない?


え?


だって、勝手に庭に入ってきて

なんだかでかい石の山囲んで

談笑しちゃってるわよ。


あー。

庭頼んでる人たちでしょ。


庭・・・



頼んでる?


そそ。


暇なんだよね?


そ~だな~。


んじゃ自分でやればいいんじゃない?



だって




暑いじゃん。



その場でクーラー叩き割って

やろうかと思いましたよ。


んで、あのドデカイ石の山は何?



あ~あれは




窯だって。


だって?


なんかスモークとか作れるんだって。



作らないでしょ?





あはははは。




そーーーだね。



んじゃなんで作らせてんの!


だって、なんか庭が寂しいから

なんかない?って聞いたら

窯がいいんじゃない?

って言うんだもん。




ぶぁーーかっ!


一番値段取れるやつ

勧められただけだろがっ!


窯が出来上がったら

真っ先に父をスモークしてやる。


そして、さっきのペットホテル

オーナーが帰ってきた頃を見計らって

電話をすると感じのよいオーナーが出て




料金は先に全額

お支払いできます。



の一言で契約成立


父の言うことに納得したくはないが





やっぱ世の中金ね。


そして、慌しく犬のおもちゃやご飯を

袋に詰め込んで、ワンコに散歩紐を付け

父は、こなれた様子で入院の準備を完了。


ガレージに出て思い出した。



ねぇ…このベンツは誰の?


誰のって・・・


俺しかいないじゃんよ。アハハ



ワンコよ。

この男を食い殺しておしまいっ!


そして、そのベンツではなく

やっぱりワタシはワンコと一緒に

泥だらけのワーゲンに。


ペットホテルに寄り

名残惜しくもワンコを預け

予想外のデカさにびっくりされながらも

その場でとりあえずの15万を支払い←安くて良かった。


とっくに私らを忘れた様子

庭を駆け巡るワンコのお尻を

涙ながらに見送りながら、やっと病院へ。


朝から父親と一緒にいるせいでぐったりモード。


病院へ行き、受付で支払いを済ませて

ベッドへ案内された。


窓から見える景色の中に

でっかーーーい仏像が見えた。

牛久大仏だそうで。


かなり遠くに見えるその仏像様に


手を合わせる父。



何やってんの?


ほら、仏像がこっちを見守ってくれてる

っぽいから、拝んどこうと思って。









背中向けてるけどね。




あ、あれ、後ろ姿か。



ド天然な父にはもう慣れてますけどね。


先生の説明があるまで病室で

待たなければいけないらしいので

入院準備をしている父の横で

父のベッドに寝転がっていたら




思わず寝てしまった。


そして、先生が到着。

父に揺すり起こされ

先生に不振がられながら


とりあえず様子見入院で

一応1ヶ月の予定ですが

何か質問とかありますか?


と言われた私たち。


ワタシは寝起きで朦朧としていたら

父が、先に口を開いた。



これ、娘なんですけどね

彼女が今寝てて




シーツ汚いんで

取り替えてもらえますか?



仏像様。どうかこの人に

神の鉄槌を与えたまえ。


確かに、ワンコと遊んで泥だらけ。

そして、泥だらけの車に積まれて

きたワタシ。

埃と土にまみれた今日一日は

誰のせいだと思ってんじゃいっ!



あ、はい…わかりました。

他に質問は?


車で来ちゃってるんだけど

大丈夫ですかねぇー


それは、ちょっとわかりません。

他には?


娘が同棲を始めたらしくて

緊急連絡先変えたいんですけど

どうしたらいいですか?




もうやめて(泣)



あ、そうですか…

携帯番号も変わられたという事でしょうか?


変わってません。

そのままで結構です。



で、他には?





まぁ、大丈夫でしょ。



それは医者の台詞じゃっ!


ワタシは既に汚れたベッドに

もう一度潜り込みたい心境でしたよ。


先生が、げんなりしながら立ち去ると




よし。終わったーー。





もう帰っていいよ。





ここに精神科はあるかしら。





父を殴り殺したい衝動の

抑え方を教えてもらいたい。



そして、馬鹿な父から交通費と称して

5万円を掠め取り、怒りを静めて


電車で帰ってきたのでした。






さて、メロンでも食べよう。ゲフッ





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