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カテゴリ:仕事のこと
私が暮らしている地域では、毎年この時期はステキな景色を見ることができるんですよ
一目で見渡せる、稲の緑色、小麦の黄白色、大麦の茶色、、、これは絶景 田舎暮らしは不便なことも多いですけど、 季節毎に変化する自然の色合いが見られるのは幸せですね(^O^) さて、この土日は、大学時代の友人たちと年に1度の贅沢な “秘境の温泉” 旅行でした。 こちらは山の中にある温泉宿なんですけど、 鳥の声と川のせせらぎと風の音が心地良い、癒しの宿です。 贅沢なお部屋、美味しいお料理、細かな心遣いをしてくださるスタッフの方々、 いくつもの趣のある貸切風呂と、何よりも魅力的な “洞窟風呂” 洞窟風呂は温度が低いので私でも長時間入ることができ、ミスト効果でお肌もしっとり そして、同じ時代を生きてきた同じ職種の旧友たちとの会話は、 中学高校時代の友人たちや、職場の同僚たちとの会話とはひと味違って、 心にズシンと響いてくる、深くて温かいものが多いような気がします。 職種は同じでも、今やっている仕事の内容は1人1人違うので、 いろいろと勉強になることもあればビックリすることもあって。 今回1番印象的だったのは、公立病院で働いている友人の話。 中間管理職の立場にある彼女は今、 職場が 『ISO』 を取得するための作業に追われているそうですが、 これが原因で殺人的な労働時間になっているようなんですよ ISO:国際標準化機構が発行する品質マネジメントシステムに関する国際基準 我が職場は取得していないので、私も詳しくは知りませんが、 品質管理という考え方を医療にも取り入れようということらしいです。 病院としてそういう取り組みをすることは、大変良いことだとは思うのですが、 大きなプロジェクトに取り組むのであれば、そのための人員を確保すべきなのに、 1人の補充もないまま、今までと同じ量のルーチンワークをしながら、 取得のための諸々の書類の作成という仕事が増えた結果、 残業 (しかもこの時代に、残業時間の半分はサービス残業とのこと) の毎日だそうで。 ISO取得という “肩書” 欲しさに、スタッフに過酷な労働をさせているようにも感じます。 そんな過労状態が続いたら、医療サービスが低下する可能性もあるわけで、 それって本末転倒なんじゃないでしょうかね 品質管理と言うのなら、今の病院の経営管理の質そのものを見直すべきでしょうに、、、。 何だか物事の本質を見失って逆走しているようにも感じます。 友人も疑問は大いに抱いているものの、ポジション的に断ることもできないまま、 マニュアルや書類の作成 (しかもこの時代に、データではなく紙での管理だとか) に 毎日励んでいるようですが、真面目な彼女が倒れちゃうんじゃないかと心配です。 そんな彼女が、「残業終わって、日付が変わる寸前に家に帰る度に、 ◇◇ちゃん (=私) も透析終わって家に帰るとこんな時間なんだな〜って思うよ。 もう10年以上そういう生活を続けているんだもの、大変だろうと思うけど、 いつも笑顔で本当に頑張ってるよね」 と言ってくれて、涙が出そうになりました。 私なんて、透析中に仕事の勉強をすることも時々はありますが、 疲れているときなんてウトウト寝ちゃうこともできるわけで、 職場でずっと仕事をしている彼女に比べたら全然頑張ってなんていないのに、、、。 自分が大変な状況で、私なんかのことまで気遣ってくれる優しさが心に沁みました。 素敵な友人たちに囲まれて、私は本当に幸せ者です。 それにしても、、、彼女の病院の経営管理者たちには、 まずはスタッフの労働環境の質を上げることを真剣に考えてもらいたいですね にほんブログ村 応援クリック、いつもありがとうございます★ → ブログランキング 今後とも、ヨロシクお願いいたします★ → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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