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カテゴリ:チャイルズクエスト
さてさて、チャイルズクエストのプレイ初日なのです。
早速電源を入れると、何ともいえないタイトル画面が ゲームのタイトル部分の文字はとっても陽気そうに見えるんだけど、他の背景がフルに黒地なので、陽気なのか寂しいのかよーわからない(笑) この辺りがチャイルズという不遇のミスマッチアイドルの境遇と一致しているような気がして、何とも言えない気分になってしまった スタートを押すと名前入力画面 なぜか、アイコンはピンクマーク(笑) どことなくチャイルズだけどアイドルゲームですよぉとアピールされているような気がして、これまた寂しさを感じてしまう ちなみにコンティニューを選んでもなぜか名前入力画面になるのです! パスワード入力方式なんだけど、毎回名前を変えることができるってわけです、ある意味斬新 きっと、パスワードを少しでも減らしたいという製作者の涙ぐましい努力なんでしょう でも、そんな努力よりもこの発売時期でバッテリーバックアップでないってのに哀しいもんを感じるけどさ 名前入力が終わると、そこはチャイルズの所属事務所の石井光三オフィスの社長室 今は亡き石井光三氏が新人マネのあなたに話しかけてくるわけです。 セリフがドラクエの王様をパロってる時点で、このゲームがお笑いゲームってわかっちゃう さっさと営業に行くよう発破をかけられるが、状況もわからない主人公=プレイヤーのために、タイトルにも名前が入ってるラサール石井が説明してくれます デビューしてずいぶんになるチャイルズの人気がイマイチなのでスターにしてほしいとか… 新人マネに頼むような仕事ではあるまいてね、もしくは完全にチャイルズは見捨てられているか 続いてはチャイルズを紹介してくれるとか チャイルズ、石井光三オフィス所属。お笑いもできるアイドル ひさどめりょうこ あだなはりん、熊本県出身 お笑いらしからぬまともな顔。生まれつき霊能力を持ち3歳にしてイタコを目指す。天才的なボケ、こぶしの効いた歌い方。この娘がはずせば笑いがとれる。 いそのきりこ あだなはきりこ。三重県出身 生まれつき顔がでかく、2歳にして神童と呼ばれ4歳にしてグレはじめる。一応グループのリーダー。年齢は19歳、ただし妹ははたち。 もはらゆうこ あだ名はゆうこ、神奈川県二俣川生まれ 生まれながらの脂性。あまりの油のために滑って幼稚園に通えず。必死で食べた豆腐のおかげで何とか小学校には通えるようになる。 3人はそれぞれ女優を目指し上京。劇団7曜日に入団。しかし元々小柄な3人、訳も分からず稽古場の隅で小さくなっていたが、ふと見渡すと自分とよく似た境遇のやつがいる。3人の気持ちが一つになった! 「よっ、寸足らず!」「あら、寸足らず!」「まぁ、寸足らず!」 かくして3人は意気投合。グループを結成することになった。 「ねぇ名前は何てしようか?」「私たち子供みたいだからチャイルドの複数形でチャイルズなんてどうかしら?」 3人はチャイルドの複数形がチルドレンだとはその時知らなかったのである。 ライブ、テレビ出演を経て1988年4月ビクターより「恋は魚河岸のごとく」でデビュー。名曲だった。素晴らしい歌だった。ヒット間違いなしと思われた。しかし全く鳴かず飛ばず。何故だー! 気を取り直して第二弾「ちかちゃん」を8月に発売。しかしこれまたこける。 弱小芸能プロ石井光三オフィスの期待をことごとく裏切ってきた3人。石井光三社長の苦悩の日々が続く。それでもチャイクエが出た!しかし、これもこけないという保証はどこにもない。いやこける確率の方が高い。でも○○さんに一本買ってもらえたので、もしかしたらこけずに済むかもしれない。 いや~、この紹介は比較的真実で構成されておりますね(笑) チャイルズ自体は1992年に解散してて、今では磯野貴理子くらいしか芸能界にはいませんけど ゲーム中でこんな扱いを受けているようでは、さすがにメインストリームでは売れないと思うんだけどなぁ そもそもアイドルなのにお笑いの石井光三オフィス所属だもんなぁ 本人たちはこのゲームの発売をどう思っていたんだか! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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