【 No.173 三条河原の戦い・50 】「さて、 こたびの謀反(むほん)の儀 まったくもって【汗顔】の【至り】。 まことに【面目しだいもございま せぬ】。」そう言って官兵衛は、深々と頭を下げた。。。それにつられて、諸侯も頭を下げる。。。「したが、」官兵衛は続ける。「みなが力を合わせれば、 五右衛門の野心(やしん)も砕(くだ) けましょう。」~ 続く ~※汗顔(かんがん)→すっかり 恥(は)じ入(い)ること。※至り(いたり)→最高の状態。※面目(めんぼく)しだいも無い→まこ とに恥ずかしい。