【 No.252 三条河原の戦い・129 】「なぁぁんや!?」五右衛門のその声は、荒(あ)れていた!「!!」斥候(せっこう)は─ビクつき──「はっ! 関中軍は川を渡り、 背水(はいすい)の陣を敷(し)きま してございます!」「なんやとッ!!?」(・・・・・・。 これは・・・・・・。)何かあると次郎吉は思った。~ 続く ~