今日、ソフトバンクグループ(SBG)が発表の2019年9月中間決算
(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が155億円の赤字に
なった。
前年は1兆4207億円の黒字だった。投資先企業の評価額が激減したため
で、中間決算での営業赤字転落は、04年以来15年ぶりとなる。SBGは
携帯電話事業からファンド事業に手を広げて投資会社としての色彩を強めて
きたが、投資先の経営悪化で一気に損失が拡大した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000035-asahi-bus_all
で、中間決算での営業赤字転落は、04年以来15年ぶりとなる。SBGは
携帯電話事業からファンド事業に手を広げて投資会社としての色彩を強めて
きたが、投資先の経営悪化で一気に損失が拡大した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000035-asahi-bus_all
グループ全体の売上高は前年同期とほぼ同じ4兆6517億円、純利益は同
49.8%減の4215億円。保有する中国の通販大手アリババ株の売却益
を営業外で約1.2兆円も計上した効果が大きい様です。
特に直近の業績悪化が著しく、7~9月期ではファンド事業で9702億円
もの営業損失を計上、この四半期だけでグループ全体の営業損失は7043
億円に達した。
都内で6日午後に記者会見したSBGの孫正義会長兼社長は、「今回の決算
発表内容はボロボロでございます。真っ赤っかの大赤字。3カ月の四半期で
これだけの赤字を出したのは創業以来の事ではないか。台風というか、大嵐」
と語った。
営業赤字を招いたのは、17年に事業を開始したソフトバンク・ビジョン・
ファンド(VF)などのファンド事業。この中間期でのファンドの投資先の
評価損失は5379億円に達した。ファンドが投資してた米シェアオフィスの
ウィーワークや配車大手ウーバーの企業価値が急落。前年中間期はファンド
事業で6324億円もの営業利益を稼いでたが、今期は一転して5726億円
の営業赤字となった。
ファンド(VF)などのファンド事業。この中間期でのファンドの投資先の
評価損失は5379億円に達した。ファンドが投資してた米シェアオフィスの
ウィーワークや配車大手ウーバーの企業価値が急落。前年中間期はファンド
事業で6324億円もの営業利益を稼いでたが、今期は一転して5726億円
の営業赤字となった。
SB、15年ぶりの営業赤字で、出資する共有オフィス「ウィーワーク」運営
米ウィーカンパニーが企業価値を大きく落とし、ファンド事業で5700億円
損失を計上した事が大きいです。海外の先端企業に巨額を投じる戦略に陰りが
見え始めた恰好で、投資事業の難しさを物語っています。
どう立て直していくか、孫氏の経営手腕に注目しています。
さて、日経平均は続伸して、51円高の23303円の大引けでした。
(出来高 概算13.8億株の大商いでした。)
今朝方のNY株式市場、底堅い終了。日経平均は、為替の円安も追い風で前日
大幅高の中、上昇して始まった。ただ利益確定の動きもあり、マイナスに沈む
場面もあった。結局、23300円台で終了した。
日経平均は、小幅続伸。ローソク足は陰線を引いたが5日線上で終了。ボリン
ジャーバンド+1σ~+2σレンジの上方辺りの推移となっています。
今晩のNY株式市場、底堅い展開のスタートも、維持して終了できるかポイント。
明日の日経平均、もみ合い相場を想定しています。
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