「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

月例経済報告、新型肺炎懸念も「穏やかな回復」って本当!? 

2020-02-20 23:59:33 | 政治に物申す

           歓迎カエル
今日、政府は2月の月例経済報告を発表し、景気は「緩やかに回復
している」と基調判断を維持した。雇用や所得環境が底堅いとみて
いる。只、先行きの懸念として「新型コロナウイルス感染症が内外
経済に与える影響に十分注意する必要がある」とした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000570-san-bus_all

一方、懸念材料として前回あげた「消費税率引き上げ後の消費者の
マインドの動向」との表現は削除した。

月例報告では、中国経済の減速などを背景に「輸出が弱含むなかで、
製造業を中心に弱さが一段と増した状態が続いてる」としています。

輸出の先行きは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う海外経済の
「下振れリスクに十分注意する必要がある」と指摘した。

輸入は中国や欧州連合(EU)からが弱含んでいるとして、前回の
「概ね横ばい」から「このところ弱含んでいる」に判断を下方修正
した。輸入の先行きも、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う供給
制約に懸念を示した。

一方、人手不足などを背景に、雇用情勢は「改善している」と判断
を据え置いた。雇用者所得も緩やかに増加しているとしています。

また、個人消費は、昨年10~12月期に消費税増税時の駆け込み
需要の反動減があったものの、前回消費税増税時(2014年4月)
よりは小さいとして「持ち直している」との表現を維持した。

先行きの懸念材料から消費税増税後の消費者心理の動向が削除された
事について、内閣府の担当者は「消費税増税の影響が無くなったわけ
ではないが、コロナウイルスの感染など、他の懸念要因が強くなった」
と説明しています。


政府の月例経済報告で「穏やかな回復」は、状況判断の見方があまい
気がします。

新型肺炎は、中国本土の感染者や死者数も増えており、国内でも死者が
出るなど、拡大に歯止めがかからない状況となっています。トレースの
できない感染者もいる事から、流行初期と思われます。ピークが月末~
3月とすると、人の移動が制限され、国内イベント中止や訪日外国人の
旅行客も大幅減となり、観光産業が打撃を受け、個人消費などの内需を
押し下げます。

また、中国の生産活動が停滞してる事から、企業のサプライチェーンに
影響が出ており、国内経済だけでなく、外需にも打撃を与える事になる。

消費マインドを下げないリップサービスとして、「穏やかな回復」を
報告をするのは1月までで、現状は、政府の見解と国民意識と温度差を
感じるのは、小生だけでしょうか。

新型肺炎禍による国民不安の払拭や適切診療を可能にするPCR検査を
保険適用にする等、予算化し財政出動させ、経済下振れリスクに備える
施策が急務です。政府与党の先を見据えた実行が問われます。

さて、日経平均は続伸して、78円高の23479円の大引けでした。
(出来高 概算11.7億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、反発。日経平均は、この流れや為替の円安を
受け、上昇してスタート。自律反発に加えて一時400円程度上昇する
場面もあったが、新型肺炎禍の懸念から23400円台後半で終了した。

日経平均は続伸しし、上ヒゲをつけるも上昇した。ボリンジャーバンド
は25日線~ー1σレンジにあります。

今晩のNY市場、もみあいスタート。新型肺炎の感染拡大の影響が拡大
する中、底堅い動きで終了するかポイントです。

明日の日経平均、週末ですが、為替の112円に迫る円安が追い風となり、
3日続伸となるか、先物の動きに注目しています。

   
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