矢継ぎ早に厚生年金の改正検討 | 札幌の社労士だべさ

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社労士としてこっそりつぶやきます。
本業のつぶやきは意外と少ないかも(笑)

 11月の動きのため、旬を過ぎてしまいましたが
気になる動きのため載せざるを得ません。
 
 厚生年金の加入要件の緩和の話が政府から出ています。
現在では、パート労働者でも一定条件を満たせば、
厚生年金と健康保険に加入することになります。
 
 現在はこの加入条件のうち
その会社での社会保険の被保険者が501人以上の場合、
パートでも加入する必要があります。
 
 この人数要件を緩和して、パート労働者の被保険者化を進めたいようです。
この人数要件を51人以上の会社を対象としたかったようですが
さすがに会社の負担が大きいので挫折したようです。
もし51人以上の会社がパートの社会保険強制加入となれば
厚生年金保険料負担は1590億円増えるようです。
 
 しかし、令和4年からは101人以上の会社はパートの加入を義務化する方向で
法案を通すようです。
 
 狙いは将来の年金額の増加。
低年金や無年金になるリスクを避けられる。
でもこれって生活保護費の削減にもなる。
ホントの狙いは生活保護費の削減のような気がしてますが……
 

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