この案件は、発注者が電力会社で
元請が電力会社直系の電気工事会社。
そのため、労災を起こすと元請である電力会社より
発注停止の可能性が高い。
したがって、労災隠しをしたくなるのもわかる。
しかし、なんで労災隠しがばれてしまったのかが不明ですね。
被災労働者の監督署への駆け込みかタレコミか。
不思議とばれる労災隠し。
長野・大町労働基準監督署は、虚偽の内容を記した労働者死傷病報告書を提出したとして、送電線関連工事業で2次下請の㈲A電工(長野県安曇野市)と同社代表取締役社長、および1次下請の代表者の計1法人2人を労働安全衛生法第100条(報告等)違反の容疑で長野地検松本支部に書類送検した。平成30年5月、A電工の労働者は足を骨折して1カ月強休業する労働災害が発生している。
労災は、長野県軽井沢町の送電線張替え工事現場で発生した。被災した労働者が移動式クレーンを使用して資材の積み降ろしを行っていた際、誤って資材とトラックの間に足を挟んでいる。
A電工の代表取締役社長と1次下請の代表者は共謀して、労災発生から1週間後に「労災はA電工の資材倉庫で発生したもの」と記した虚偽の報告を提出した疑い。同労基署によると、「元請、発注者への発覚を恐れて隠蔽を図った」という。
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