この教訓として、家族の強みを整理しておくことを強くお勧めする。案外、娘さんに教えてもらった子供向け関連企業が大化けする可能性だってあるのだから。
~エナフン流株式投資術~
私は電子書籍関連株でずいぶん儲けさせていただきましたが、これは娘に教えてもらったようなものです。
この株はたった4カ月で底値から4倍高を演じました。
さすがに底値の1000円では買えませんでしたが、VE投資法でいうところの業績↑↑株価↑。あるいは長期的に見て、業績→株価↑の状態にあると考え、決算直後の2000円付近で思い切って買い向かいました。既に半数以上を売却しましたが、ずいぶん下がってきましたので、再度買い戻すか検討中です。(巣ごもり関連株という位置づけのため、ワクチン普及後は売上が減るとの連想から、このところ、売られ気味だ。ただ、私はコロナは時代を早送りさせただけで、電子書籍の流れがコロナ明け後に逆戻りするとは考えていない。)
当時、ネットフリックスで娘とアニメを良く見ていたのですが、その多くは、とても盛り上がったタイミングで、突如、番組が終了するのです。
「えっ?何これ?何これ?こんなタイミングで番組終了はないでしょ!!」
驚いて娘に言うと
「何言ってるの?続きが知りたければ、コミックかラノベ(ライトノベル)買って読めばいいでしょ。」
なるほど、そういう事ね…。
アニメで顧客を引き付けて、漫画やラノベで儲けるというビジネスモデルか。そういえば、電子書籍っていっても大半は漫画とラノベって聞いたことあるし。後はイベントや映画、ゲームなどと絡めて、チケットやグッズで儲ける仕組みになってるのか…。
そんな体験がコロナの拡大で巣ごもり需要が伸びているというニュースとくっついて、電子書籍関連株を調べ直すきっかけを与えてくれたのです。
同じ本にこうも書きました。
食品や外食の銘柄を狙うなら、おいしさよりも、つい口に入れてしまう常習性や中毒性に着目しよう。(中略)
同じ理由で、ゲームやSNS、アニメなどのついハマりがちな分野から、思わぬ大化け株が出る可能性も忘れてはいけない。
~エナフン流株式投資術~
ちなみにネットフリックスはその後、解約しました。
解約しようとすると画面にアンケートが出ました。
なぜ、ネットフリックスを解約するのですか?
私はこう答えました。
「面白すぎるから。娘がちっとも勉強しなくなった。」
ご参考まで。