オンライン試写会3本立て | ゆびにんブログ -指人形10,000体作りま…すん-

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日記を書きつつ、ゆるーく指人形10,000体を目指すブログです。

映画の感想用のうさぎの指人形
(2015年 制作)


「ドコモコウザ」の印字はなかった、ショウジですショウジ

ドコモ口座の件どえらいことになってますね…

急いで記帳してみたら私の口座からは引き落とされてなかったんで

とりあえず安心しましたが、今後もこういうことありそうですよね。

銀行口座と安易に直リンできるようにすんなよと言いたい…

ドコモが大口スポンサーだからテレビでは大仰に報じないとか

あんま報じると地方銀行が潰れかねないとかまことしやかに囁かれてますけど

もっと大々的に報道した方がいいと思いますね。

全国のじさまばさまはまだ知らなそうだもん。




さて!

オンライン試写会に連続して当選しまして、今週の月火水で1本ずつ観ました。

明日公開の作品もあり、感想を練り練りしてる時間もありませんので

ざっくりと一挙に紹介します。

順番は公開日順。


『喜劇 愛妻物語』

明日9月11日公開。日本映画。
監督は足立紳。『百円の恋』が一番有名かもしれないが私は観てない。
というか、この人の監督作はこれまで1本も観てない。
脚本だけ担当している作品なら『キャッチボール屋』と『お盆の弟』を観ていて
『キャッチボール屋』は好き。
それはさておき、本作は濱田岳と水川あさみが夫婦で、娘役は新海誠の娘・新津ちせ。
水川あさみが終始不機嫌で人前でも大声で夫を叱り続けるのが観ていてキツかった。
大人の前ではいいとして、実の娘の前で日常的にガミガミするのはちょっとどうなの…
とはいえ、濱田岳演ずる夫が脚本家としての仕事もロクにないくせに
バイトをあっさり辞めちゃったり、その辞めたバイト先のおばちゃん(大久保佳代子)と
関係持っちゃうあたり、娘の前で説教されるのもしょうがないのかなと思った。
娘は娘でもうさくさく歩ける年頃なのに抱っこをせがむのがウザいと思ってしまったし
一服の清涼剤として夏帆が登場するものの一瞬で出番が終了して物足りなかった。
そんなこんなでタイトルに「喜劇」ってついてるけど全然笑えなかった。
下ネタがばんばん繰り出されるけど、その下ネタも私は面白いと思えず…
豊田利晃監督とか内田英治監督の下ネタは笑えるので完全に好みの問題だとは思う。
しかし、タイトルにばーんと「喜劇」をつけるのはやめた方が良かったんじゃないだろうか…
チャップリンの作品だったらわかるけど。
これだったら脚本家が登場するし、子持ち夫婦の完成性も入っている
『お盆の弟』の方が足立紳の自伝的な作品としてまだ面白いと思う。



『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』

来週9月18日公開。韓国映画。
イ・ヨンエが結婚・出産を経て14年ぶりの映画主演というのが売りらしい。
監督は本作が長編デビューとチラシに記載されているので
もうそこで察してくださいと言われているようなもん…
本作は、イ・ヨンエ演ずる看護師が7歳の時に行方不明になってしまった息子を夫と探していて
6年後に事態が急変してドミノ倒しのようにバタバタと悲劇が起こる話。
主人公と夫と息子ともう一人の男の子以外の登場人物が悉く死んでも治らないレベルのクズで
終始胸糞が悪くて途中途中でスキップしつつ観てしまった…
最後に一応救いはあるのだけれど、観ている間の胸糞の悪さが95%、カタルシスが5%って感じ。
イ・ヨンエが出ているからといって
『親切なクムジャさん』のような映画を期待してはいけないなと思った。
なにせ監督が違うんだから!



『マティアス&マキシム』

再来週9月25日公開。カナダ映画。
グザヴィエ・ドラン監督・主演作品なのだが
私は今年観た『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が初ドランで
本作がセカンドドランなので、主演俳優がドランだということを鑑賞後に知った。
観たことない俳優だなあ…と思いながら観てた…
幼馴染の二人が30歳の時に、友達の妹の自主映画でディープキスさせられて
「あれ?こいつのこと好きなのかも…」ってお互いに気づいてしまって
そこからきまずくなり、主人公のマキシムはオーストラリアに旅立つ直前だわ
マティアスは婚約者(女性)いるわでさあどうする?っていう話。
チラシには「デビューから一貫して描いてきた”母と子”というテーマから一新」
と書かれているのだが、今回も”母と子”は入っていた。
セリフに頼らず、登場人物の表情や情景で心情を表す作り方は好みだし
1カット1カットこだわった映像は美しいし
登場人物が如何ともしがたい孤独を抱えているのも良いのだけれど
私はもう少し作品全体に温かさが欲しいなと思った。
観ていてなんとなく心の底が冷えるような感じがした。
監督はどうしたって人と相入れない、人と分かち合えない絶望感を持っているのかもなあ。
マキシムと母親のシーンとか、本当痛々しいし…
本作と『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』で言うと、私は断然ドノヴァンが好み。
母親とやりあうシーンはあるけれど、あちらの方が全体的に温かい気がする。
作中のセリフにペドロ・アルモドバル監督の名前が登場し
アルモドバル監督もゲイではあるが、『ペイン・アンド・グローリー』を観た限りでは
寒々とした感じは受けなかったので、母親との関係性って大事なんだなと思った。
まあ、倍以上歳の違う監督と比較するのも酷かもしれないけれど
劇中に名前が登場したのでそんなことも考えてしまった。



私が観た2020年の映画一覧。

『フォードvsフェラーリ』は「面白かったなあ…」っていう感覚がずっと残っているので

早くテレビ放映して欲しいです。繰り返し観たい!


映画に感動しているうさぎの指人形
「良い映画観たなあ」  ★★★相当

ジョジョ・ラビット    (シネフロ)
影裏           (シネフロ)
フォードvsフェラーリ   (試写会@ユナイテッドシネマ札幌)
ペイン・アンド・グローリー(サツゲキ)


微笑んでいるうさぎの指人形
「面白かった」  ★★相当

ジュディ 虹の彼方に       (シネフロ)
37セカンズ           (試写会@プラザ2・5)
パラサイト 半地下の家族     (ユナイテッドシネマ札幌)
ワンダーウォール 劇場版     (サツゲキ)
透明人間            (ユナイテッドシネマ札幌)
少女は夜明けに夢をみる     (シアターキノ)
ジョン・F・ドノヴァンの死と生  (シネフロ)
架空OL日記           (ユナイテッドシネマ札幌)
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(ユナイテッドシネマ札幌)
のぼる小寺さん         (オンライン試写@Filmarks)
君が世界のはじまり       (試写会@Filmarks)
一度も撃ってません       (シネフロ)
エジソンズ・ゲーム       (シネフロ)
初恋              (シネフロ)
アイリッシュマン        (シアターキノ)
テルアビブ・オン・ファイア   (シアターキノ)
さよならテレビ         (シアターキノ)
ミッドサマー          (シネフロ)
野性の呼び声          (ユナイテッドシネマ札幌)
マティアス&マキシム      (オンライン試写@Filmarks)
ルース・エドガー        (オンライン試写@coco)
1917 命をかけた伝令      (ユナイテッドシネマ札幌)
音楽              (ユナイテッドシネマ札幌)
ファヒム パリが見た奇跡    (オンライン試写@映画.com)
グッバイ、リチャード!     (オンライン試写会)
パブリック 図書館の奇跡     (オンライン試写@Fan's Voice)
ボーダー 二つの世界       (シネフロ)
ラストレター          (試写会@共済ホール)
ステップ            (オンライン試写@Filmarks)
酔うと化け物になる父がつらい  (ユナイテッドシネマ札幌)
喜劇 愛妻物語          (オンライン試写@cinema cafe)
15年後のラブソング       (オンライン試写@Filmarks)
ぶあいそうな手紙        (オンライン試写@coco)
サイゴン・クチュール      (シアターキノ)


不満げなうさぎの指人形
「うーん」  ★相当

海辺の映画館 キネマの玉手箱(サツゲキ)
SHELL and JOINT     (オンライン試写@note)
ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(オンライン試写@coco)


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『コンフィデンスマンJP プリンセス編』の感想はまだ書いていませんが
めちゃくちゃ面白いんでみなさんぜひ観に行ってくださいね!!