2020.9.26(土)
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ここはどこだ?
見慣れない真っ白な天井が広がっている。
その視界に、女性の顔が現れた。
「お目覚め?」
そうだ。
ここは、あの女性のマンションだ。
男は身を起こした。
ソファーの脇だった。
「よく寝てたわね。
あんまり気持ちよさそうに寝てるから、憎らしくなって起こしちゃった」
女性は、手にワイングラスを持っていた。
腹を、水滴のようなものが伝うのがわかった。
思わず手の平をあてた。
眼前で翻すと、指が赤く染まっていた。
まさか、血?
いや、そんなはずはない。
ワインだ。
どうやら、これを垂らされて目が覚めたようだ。
男は裸のままだった。
適正な温度でエアコンが効いており、寒さは感じない。
やはり人間は、裸で暮らすべきなのだ。
少なくとも、家の中では。
「さ、食べましょう。
お腹、空いちゃったわ」
女性も裸のままだった。
後ろ姿だ。
ワイングラスを片手に、男を見返りながらテーブルに歩みを進める。
垂れた尻たぶを凝視するうち、男の陰茎はまた勃起し始めた。
男は、半勃起の陰茎を揺らしながら、テーブルに近づいた。
「ほんと、若いっていいわね」
女性は、もう席に着いていた。
テーブルには、商店街で買ったらしい惣菜が並んでいる。
さすがに、皿には移してはあったが。
テーブル中央に、ワインクーラー。
アクリル製だろうか、透明だった。
中のロックアイスには、ワインボトルが埋もれている。
「ワイン、飲めるでしょ?」
「ああ。
でも、最初はビールがいいな。
ある?」
「冷蔵庫」
女性は、対面キッチンの向こうを指差した。
自分で取って来いと云うのだろう。
男は陰茎をぶらつかせたまま、シンクを回りこんだ。
ここはどこだ?
見慣れない真っ白な天井が広がっている。
その視界に、女性の顔が現れた。
「お目覚め?」
そうだ。
ここは、あの女性のマンションだ。
男は身を起こした。
ソファーの脇だった。
「よく寝てたわね。
あんまり気持ちよさそうに寝てるから、憎らしくなって起こしちゃった」
女性は、手にワイングラスを持っていた。
腹を、水滴のようなものが伝うのがわかった。
思わず手の平をあてた。
眼前で翻すと、指が赤く染まっていた。
まさか、血?
いや、そんなはずはない。
ワインだ。
どうやら、これを垂らされて目が覚めたようだ。
男は裸のままだった。
適正な温度でエアコンが効いており、寒さは感じない。
やはり人間は、裸で暮らすべきなのだ。
少なくとも、家の中では。
「さ、食べましょう。
お腹、空いちゃったわ」
女性も裸のままだった。
後ろ姿だ。
ワイングラスを片手に、男を見返りながらテーブルに歩みを進める。
垂れた尻たぶを凝視するうち、男の陰茎はまた勃起し始めた。
男は、半勃起の陰茎を揺らしながら、テーブルに近づいた。
「ほんと、若いっていいわね」
女性は、もう席に着いていた。
テーブルには、商店街で買ったらしい惣菜が並んでいる。
さすがに、皿には移してはあったが。
テーブル中央に、ワインクーラー。
アクリル製だろうか、透明だった。
中のロックアイスには、ワインボトルが埋もれている。
「ワイン、飲めるでしょ?」
「ああ。
でも、最初はビールがいいな。
ある?」
「冷蔵庫」
女性は、対面キッチンの向こうを指差した。
自分で取って来いと云うのだろう。
男は陰茎をぶらつかせたまま、シンクを回りこんだ。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/09/26 06:35
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今日は何の日
9月26日は、『大腸を考える日』。
牛乳や乳製品、アイスクリーム、飲料などを製造販売する『森永乳業㈱(https://www.morinagamilk.co.jp/)/東京都港区芝』が制定。
日付は、数字の9が大腸の形と似ていることと……。
「腸内フロ(26)ーラ」と読む語呂合わせから、9月26日としたもの。
健康の鍵である大腸の役割、大腸などに生息する腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう:腸内フローラ)、そのバランスを健全に保つための方法。
これらを広く知ってもらうことが目的。
記念日は、2019(令和元)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/109265.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
同社では、1960年代から腸内に生息するビフィズス菌の研究に取り組み……。
人々の健康に役立つ商品の開発をしてきました。
1977(昭和52)年に、ビフィズス菌入り乳飲料「森永ビヒダス」。
翌1978(昭和53年)年には、「ビヒダスヨーグルト」が発売されました。
ビフィズス菌は、大腸の腸内フローラに生息する善玉菌において多くの割合を占める菌であり……。
大腸の状態を良好に保つための大切な腸内細菌です。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/09/26 06:36
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
そして近年、大腸内の腸内細菌と全身の様々な疾患との関連性について研究が進められており……。
大腸の状態を整えることが重要視されてます。
一方、大腸の機能や働き、その重要性については広く知られてないのが現状です。
同社は、この記念日の制定を機に……。
様々な活動を通じて、記念日の普及と大腸に関する情報の発信を行っていく予定です。
また、同社が中心となって……。
大腸に良い食品素材を取り扱うメーカーで、企業コンソーシアムを設立し、啓発活動を行っていきます。
以上、引用終わり。
最近、大腸が注目されたのは……。
安倍元首相の退任原因となった『潰瘍性大腸炎』ですね。
この病気は、自己免疫疾患だそうです。
つまり、成人病などの生活習慣病ではありません。
自分でコントロール出来る病気ではないのです。
寛解(かんかい)と増悪(ぞうあく)を繰り返すというところは……。
わたしの、『尋常性乾癬』と同じです。
幸い、わたしは今、寛解期にあります。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/09/26 06:36
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今日は何の日(つづきのつづき)
『潰瘍性大腸炎』の患者さんの記事を読んだのですが……。
中には、大腸を全摘してしまった方までおられました。
別の方は、1日に40回、トイレに通ったそうです。
とても、外出は不可能ですね。
この方は、入院してたそうですが。
ともかく、常にトイレが気になるという状態では……。
内閣総理大臣の職が勤められないのは明らかです。
一般人だったら、電車にも乗れないでしょう。
でも、ここでひとつ、思いついたことがあります。
こうした病気を持つがために……。
正社員として勤められなかった方も、少なくないでしょう。
優秀な能力を持ってる方も、多くおられると思います。
このコロナ禍で……。
こうした人たちの就職の可能性が、新たに生まれたんじゃないでしょうか。
すなわち、テレワークです。
在宅で、安心して勤務できるわけです。
高い成果をあげられるんじゃないでしょうか。
企業も、こうした方たちを……。
テレワーク専任の正社員として採用したらどうでしょう。
会社に毎日来てても、ほとんど成果のあげられない社員より……。
よっぽど企業にとって、有益だと思うのですが。
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4. 手羽崎 鶏造- 2020/09/26 23:45
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本篇より。
そういうシチュエーションなら、ワタシだったら
全裸ではなくお互い布切れ1枚だけにするかな。
女性用のふんどしも有るようですし、腰に巻いて
(上半身は剥き出し)、その方がチラリズムで
刺激的な気がします。
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5. Mikiko- 2020/09/27 06:28
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マンション
ベランダの囲いが、柵ではなく、腰壁の場合……。
上半身は普通の服装で、下半身だけ丸出しというシチュも面白いかと。
ホテルだと、ベランダがありませんが……。
わたしは1度、ベランダ付きのホテルを体験してます。
「ホテルマイステイズ上野入谷口」。
高級ホテルではありません。
マンスリーマンションを改造したホテルでした。
元がマンションなので、ベランダがあったんですね。