ローマ滞在4日目(12月30日)の朝。
この日も朝から快晴でございます♪
相方が行きたかった「サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」へ行ったので
4日目は私がず~っと行きたかったトコロへ行くことにしました(・∀・)
「Mausoleo di Santa Costanza(サンタ・コスタンツァ廟)」でございます。
ここのモザイクが見てみたいと、ず~っと思っていたのですが
サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂と同じく城壁の外にある為、なかなか足を運ぶことが出来ず。
決してローマ中心地から遠く離れている場所ではないのですが、随分と後回しにしてしまいました。
午前中の早い時間だったので、まだ人もまばらでとても静かです。
朝日が窓から降り注ぎ、とても美しい!
サンタ・コスタンツァ廟は初期キリスト教時代の重要な建造物です。
4世紀初めにコンスタンティヌス帝の皇女コンスタンティアの為に建立され、まもなく改築されて洗礼堂に。
さらに13世紀には教会となりました。
対の二本柱が周歩廊を形作り、柱に支えられたアーチが半円形のクーポラを支えています。
周歩廊の天井はかまぼこ状の丸みを帯びたヴォールト天井となっており
4世紀に作られた素晴らしいで飾られています。
これが私がずっと見たかったモザイクです!
ローマでこんなに美しいモザイクが残っているとは…!
一つひとつじっくりと見て回ってから、カメラのシャッターを切りまくりました。
ここで一つ目の問題発生。
相方がカメラの充電をしなかったために、まさかのバッテリー切れ(笑)
せっかくのモザイクをカメラで撮ることが出来ず、iPhoneで頑張っていましたが
さすがに暗くてスマホでの撮影を断念(^^;
一眼レフでもなかなか厳しかったのですが
0.5ユーロを入れるとライトが点くようになっていて、相方がコインをたくさん持っているからとスイッチへ向かいました。
相方がスイッチ(お布施箱のような箱にコインを入れるとライトが点灯する仕組み)の前でコインを選んでいると
やはりモザイクを撮影していたイタリア人夫婦の奥さんが何やら相方に話しかけている様子でした。
しばしやり取りしていたようですが、無事にライトが点灯。
相方が戻ってきたので「どうしたの?」と尋ねたら
「30セント持ってないかって聞かれたんだよ」
「え?なんで?」
「自分は20セント持っているんだけれど足りないから、不足分を持っていないかって。50セントあるからオレが払うって言ったんだけど」
ライトの点灯時間が限られているので、シャッターを切りながら相方と話していたのですが
相方とイタリア人マダムのやり取りになんだかほのぼの。
私はコインをいっしょに入れてくれたマダムと近くでお目当てのモザイクを撮影していたのですが…
ここで二つ目の問題発生(特に問題でもないかw)
私たちが廟に入る直前に日本人と思われる中年夫婦が入っていたのですが
相方とイタリア人マダムがコインを入れてライトを点灯させた途端
日本人らしき奥さんの方がお目当てのモザイクまで小走り出来て、カメラを手にベストポジションから動かない(笑)
大人げないとわかっていても、さすがにムッとしちゃってねぇ…。
ブツブツ文句を言いながらシャッターを切る私に
「まぁまぁ、たった0.5ユーロを得したってあの人は思ってるんだから、それで良いじゃない」という相方。
キミは神か!! Σ(゚Д゚)
金額うんぬんじゃなくて、姑息な行動にイラっとしたのですが
場所もわきまえず、小さなことにイラっとした自分に自己嫌悪…(*ノωノ)
とりあえず、ライト点灯中に撮れた美しいモザイクをどうぞ~!!
このあと、すぐにライトは切れちゃったのですが
もうイライラするのが嫌だったので、日本人夫婦と思われる人たちがいる間はライトをつけず(笑)
出て行ったのを確認して、もう1回だけライトを点灯させて撮ろうかな…と思ったとき
例のイタリア人マダムがご主人からコインをもらって点けてくれた(笑)
お礼を言ったら「insieme!」って笑顔で返ってきた。
ほのぼの。
イタリアはやっぱり良いのぅ…(((*ノд`*)
校外学習のような生徒さんたちが結構な人数入ってきたので出ることに。
来てよかった、本当に素敵だった!と興奮気味におしゃべりしながら
隣にあるサンタニェーゼ フオーリ レ ムーラ教会へ向かう前に、サンタ・コスタンツァ廟の外観の写真を撮っていました。
(*一番上の写真)
中から人が出てきたので、しばらく通り過ぎるのを待っていたのですが…。
長くなってきたので、この続きはまた次回に!(・∀・)