先日我が家に帰還を果たした

黄色雌犬アーシー嬢、

なんと残念なことに

人間に対する

『飛びつき』の悪癖が

復活しているではありませんか・・・!

 

人に対する飛びつきというのは

つまり立っている人間に向かって

後脚だけで立ち上がり

前脚をその人間に

押し付けてしまう、という・・・

 

小型犬・中型犬がやるぶんには

「あら、カワイイ」で済ませられる

行動かもしれませんが

大犬がこれを

人間にやってしまっては

重大事故につながりかねない、

というわけで

私はかなり時間をかけて

アーシーに「それは駄目な事」と

教えてきたつもりだったのですが

何だろう、寄宿先の学校で

悪い友達に変なことを

教わっちゃったのかなあ!

 

ともあれ嘆いているだけでは

仕方ない、ここはまた一から

「飛びつき、駄目、ゼッタイ」を

アーシーに教えねばならない。

 

だってこの加速で

飛びつかれたらアナタ

 

しかし問題は

この黄色大犬ちゃんが

私にはそんな真似を

しない点にあり。

 

近所の犬好きの方にのみ

やっちゃうんですよ・・・!

 

これ、もしやまた矯正には

長い道のりがある感じ・・・?

 

でもなあ、どうなんだろうなあ、

私は犬の飛びつき癖は

絶対に矯正すべき派なんですが

世の中、犬のそういう所作を

「ああ可愛い」で許容する方が

存在するのもまた事実。

 

アーシーは何のかんので

そういう私よりも少し

犬の躾基準の緩い家庭に

引き取られた方が

幸せだったかなあ、と

こっそり考えていた私でしたが、

本日道ですれ違ったご近所さんが

「そうか、アーシー、

盲導犬になれなかったのか!

結果的には皆幸せだね!」

 

「いやいやいや、

そこまで言われちゃうと

それはアナタ人聞きが・・・

でもまあ私は幸せですけど

犬にしてみたらどうですかねえ」

 

「えっ、アーシーは間違いなく

幸せだよ、ああこれは君が

良い飼い主とか

そういう話じゃなくてさ、

まあそういう話でもいいんだけど、

つまりほら、君、自分が犬だったら

どういう家で暮らしたい?

どういう場所を毎日散歩したい?

そりゃ街中にも大きな公園や

お洒落な散歩道はありますよ、

でも僕が犬だったらそんな

柵や壁に囲まれた場所じゃなく

山あり谷あり水あり泥ありの

山奥の僻地に暮らしたいよ。

勿論都会暮らしが性に

合っている犬もいるよ?

毎日ご主人と一緒に

カフェのオープンテラスに

気取って座るのが

何よりの楽しみ、みたいな

犬だってきっといるよ。

でも君のところのアーシーは

明らかに野生児というか

田舎暮らしが好きな犬だよ。

僕はこの子がこの

草深い辺境に帰って来られて

本当に良かったと思うよ」

 

私はこの人の言葉に

とても救われたのですが、

心から非常に

感謝しているのですが、

でも待って、うちのアーシーが

野生児ってそれはいったい・・・

 

そんなわけでこれからしばらくは

私はこの犬の飛びつき癖と

格闘する予定でございます。

 

 

・・・うちのアーシー、

そんなに言うほど

ワイルド系ですかね?

 

・・・Norizoさん、

もしかして気にしてる?

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