告白します。

 

昨晩、午後8時過ぎ、

英国のボリス・ジョンソン首相が

「集中治療室に入った」という

ニュースを聞いて、私は

大きな衝撃を受けました・・・!

 

何だろう、それだけはきっと

起きないだろう、と思っていた

事態が到来してしまったというか。

 

ボリス・ジョンソンという

政治家を好きか嫌いかでいえば

『嫌いではない』程度、

むしろあの道化師的な魅力で

周囲を煙に巻き

問題解決を図る姿勢は

一国の指導者として危険

くらいに認識していたのが

・・・ボリスのような人は

世に憚らないと駄目でしょう!

 

世に憚ってこその

ボリス・ジョンソンでしょう!

 

いや、私はそもその

根っこのところが甘いので

誰かをどれだけ嫌いになっても

「あんなやつ不幸になれ」と

心の底から願っても

洒落にならない傷病苦は

その望んだところの『不幸』の

範疇を超えておりまして。

 

でもこれは私に限っての

ことではないと思うんですよね。

 

ボリスのICU入りを受けて

各国首脳、英国内の

党派を超えた政治家、そして

玄人・素人政治評論家が

「ボリス、早く元気になれ」な

姿勢を明確に提示

 

スコットランドも

一丸となってボリスの健康を

祈っている、と

スタージョン首相が明言)

 

わかる、私がたとえば

ガチガチの反ボリスを売りにしている

超絶毒舌政治評論家だとしても

こんな事態でコメントを求められたら

「ボリスに対する悪口雑言を

こっちは向こう3か月分準備してある。

これを無駄にするのは腹立たしい。

あと病人を批判するのは

私のイメージ的に非常にまずい。

故にボリスにはさっさと

元気になってもらわないと困る。

私の悲願はボリスの失脚だが

体調不良による引退とか

そんな引き際、許してたまるか!

あいつは政治的失策を理由に

首相の座から引きずり

降ろされるべき男なんだよ!

だからさっさと復帰してくれ!」

としか言えないと思う。

 

(・・・書いていて思ったんですけど

結局ジョンソン首相のことが

好きなんですかね?私は)

 

勿論こういう状況で

「自業自得」とか

「罰が当たったんだ」とか

言っちゃう人も一部には

存在するようなのですが

私はそういう人たちは

己の品性についてもう一度

考えてみるべきだと思います。

 

英国の某町長は

ボリスICU入りの報を受けて

「当然の報い」とか

SNSに書いちゃって

当然のごとく謝罪に追い込まれ

所属党(労働党)からも批判を受け

これから査問が入るそうです。

 

・・・当り前じゃないですか、

それ以外のどんな展開が

その発言の後にあるというのか。

 

とりあえずボリスおじさんの

一日も早い退院を祈る私です。

 

 

ただ夫(英国人)とも

話し合ったんですけど

『集中治療室入り』って

響きは恐ろしいですけど

「妻ちゃん、君はICUにたぶん

もう2回は入っていますよね?」

 

「・・・うむ、術後にな。

2回は確実に・・・もしかすると

3回ほどお世話に

なっているかも・・・

君も1回は入っているよな」

 

「ええ、南米で」

 

『集中治療室では秒単位で

脈拍や血中酸素濃度を

計測され・・・』って、うん、

それ私も夫もやったやった!

 

ボリス氏は現時点では

人工呼吸器を

使用してはおらず

酸素供給を受けている

だけって話なんですが

「あれだろ?マスクで

酸素をシュー、だよな?」

 

「それですそれです。

も経験者ですよね」

 

よしボリス、そのまま

さっさと回復するんだ!

 

そして我々とともに

『酸素をマスクでシュー』

経験者友の会を結成しよう!

 

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