腸捻転からは着々と

回復中でございます。

 

ここで無理をすると

後々長引くので

慎重にやっておりますので

ご安心ください。

 

ところで捻転真っ盛り時、

私の場合は

痛みに波がありまして、

いや、ある程度の

痛みはずっと続くんですが

瞬間的にその痛みが

軽減する段があり、

すると体が休もうとして

少しウトウトできるんです。

 

で、痛みの大波が再訪すると

それでまた目が

覚めてしまうんですが

その目覚めの瞬間、いつも顔が

脂汗で冷たくなっている。

 

・・・この脂汗に

美容効果があったらな、と

青色吐息で前向き思考に

しがみつきましたが

残念、どうもあの程度の

汗ではお肌の調子に

変わりはございませんでした。

 

前向き思考というか

楽観的願望と申しますか、

ともあれこのように

体の調子が悪くなりまして、

しかし私は頭の片隅で

ほんのり期待している

ことがあったのです。

 

・・・ほら、我が家の

大犬アーシーって

元々は盲導犬候補生

だったじゃないですか。

 

『健康上の理由』で

盲導犬訓練生には

なれなかったものの

介助犬としての資質には

これ以上はなかった、

みたいな思いが・・・

 

やはりどうしても

飼い主の欲目としてはあり・・・

 

普段より弱々しい人間(私)を見て

きっとアーシーは甲斐甲斐しく

お世話をしようとするに違いない。

 

いやまあお世話っていうのは

ちょっと無理かもしれませんけど

何て言うの、こっちの不調を

そっと察してずっと足元に

ついて回ってくれるっていうか

「アーシー、大丈夫だよ、

そんなに心配しなくても平気!」

とかなんとかつい

私も言っちゃうような!

 

こう上目遣いで不安そうに

しかし健気な感じに私のことを

見上げ続けてくれるに

違いないっていうか!

 

 

 

 

・・・病はやはり人の判断力を

狂わせるのでしょう、

腸捻転の衝撃をいまだ引きずり

食欲もなく動作も遅く

故に午前中の犬との散歩を

延期した私に対し

わが名犬が向けた眼差しがこれ。

 

 

犬と人との言葉なき意思の疎通:

 

あの、散歩の時間が

過ぎてますけど?

 

「・・・あのね、君の飼い主はね、

空前絶後の痛みから

この朝生還したところなの。

お腹に力が入らないの。

ゴハンも普通には食べられないの。

お散歩は今日はちょっと無理」

 

 

いや、でもアナタ、私を

飼い犬にする時に

誓いましたよね?

 

散歩は毎日するって。

 

犬を飼うっていうのは

そういうことじゃないんですか?

 

病める時も健やかなる時も

雨の日も風の日も大雪の日も

そういうのは関係なく散歩は

毎日すべきものじゃないんですか?

 

「お散歩は後で

もう一人の人間が

行ってくれるからさ、

それまで待ってくれたまえ」

 

 

・・・そうですか、

私との散歩はアナタにとって

その程度のものだったんですか。

 

結局昨日はわが夫(英国人)が

アーシーの散歩を

引き受けてくれたんですが

森をたっぷり走って

帰ってきたこの大犬は

そこからしばらく夫の足元を

離れなくなり、『寝たふり』をしつつ

時折薄目で私の様子を伺い

「・・・妻ちゃん、この犬も

露骨ですねえ。これは明らかに

『私の忠誠心の向かう先は

今はこっちです』な態度ですよね」

 

今日はちゃんと

アーシーと

森を歩けた私です。

 

よかったよかった。

 

 

コロナ陽性確定から

1週間以上が経過しても

症状が軽減せず入院、

その後集中治療室入りした

我らがボリス・ジョンソン英首相も

現在順調に回復中だそうで

 

昨日(8日水曜日)の夕方に

財務相が語って曰く

「(ジョンソン氏は)ベッドに

座れるようになりました!」

 

・・・ちょっと待て、それはつまり

今までベッドに座ることも

ボリス君は出来なかったってこと?

と英国中が静かな突込みを

入れた瞬間であったと思います

 

 

頼みますよー

 

ボリス君が退院した日に私は

『ボリス・ジョンソン、世に憚る』って

記事を書く気満々なんですからー

 

結構本気でボリスのことを

心配してしまっているアナタも

飼い犬にあんな目つきをされている

私という人間が不安になったアナタも

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