コロナ防止策としての

外出制限令には

田舎暮らしの人間よりも

都会暮らしの人間のほうが

より『辛さ』を

感じるのではないか、と

現在田舎に住む私は

勝手に考えていたのですが。


いや、だって田舎に暮らすと

外出制限がかかっても

生活様式にそれほど

変化がない、というか・・・

 

勿論『仕事』がらみのことは

各自それなりに

影響を受けると思うのですが、

私生活、つまり

『家での生活』の部分は

制限令前と後でそれほど

変わらないのではないか、という・・・

 

私の場合、

買い物は週に1回』も

 

 

 

慣れてしまえばまったく

問題なかったですし、

歩いて行ける距離に

『森』があるので

犬の散歩もこれまで

通りに出来ましたし

(毎日車で森に犬を

連れて来ていた人は

その習慣を止めざるを得ず

それはきっと辛かったと思う)、

山奥暮らしゆえの庭仕事で

気を紛らわすことが

出来たというか、雑草の季節が

到来したので否応なく

そこで時間と体力を

使う結果になりましたし。

 

 

 

 

で、今回、病院に行ったついでに

 

 

 

街中での用事を済ませることにし、

いわゆる『町の中心街』に

足を運んだのでございますが。

 

シャッターを下ろした店舗が

道の両脇にずらりと

並んでいる風景は

思った以上に心を寒くしますね・・・

 

生活必需品を売るお店、

つまりパン屋さんや

お肉屋さんは

開いているんですが、

それとの対比で逆に

「そうか、町には

こんなにたくさんの

生活に必需ではない品を

売るお店があったのか」

みたいな気持ちになってしまう

衝撃の閑散ぶりでした。

 

前述した通り私は週に1度

スーパーマーケットに

出かけていたのですが、

あそこはもともと

町の中心地から

少し外れたところにあって

目にするものは駐車場と

スーパーの建物のみで。

 

カフェは軒並み閉まっている

(大手チェーンのお店は

開いているが、持ち帰りのみの

対応なので外からがらんとした

客席が見えてそれはそれで

ちょっとぎょっとしてしまう)、

服屋も閉まっている、

小間物屋みたいなお店も

閉まっている、というか

「閉店を決定しました」という

告知をドアに貼っている

お店が一軒や二軒ではない、

チャリティ・ショップも閉まっている、

 

 

 

そして・・・そうか、英国の

街中にはこんなにたくさんの

美容室・理容室

(現在営業不可)が

あったのか、という・・・!

 

天気があまり

良くない日だったのも

あるのでしょうが

当然のごとく

道には人通りも少なく。

 

街中に住んでいる方、

それもこういう

『目抜き通り』にあるお店の

上階に暮らしているような方は、

本当にこの数か月間、

窓から見る

日常の光景が劇的に

変わったのですね・・・!

 

そりゃ気持ち的に

きついものがありますよ・・・!

 

なお行きかう人々の

マスク着用率は半々。

 

お店の店員さんでも

未装着の人はなおいます。

 

あ、でも、今回初めて

私はこの国の店先でマスクが

売られているのを目撃しました!

 

見た感じ非常にペラペラな

紙製のマスクだったのですが、

でもそうか、とうとう英国の

こんな片田舎でも

マスクが薬局で

売られるようになったのか、と・・・!

 

なお英国(イングランド)では

この土曜日、4日より

飲食店や美容室、

映画館・博物館が

営業を再開いたします。

 

それはそれで今後

どうなるのか、という

不安もありますが、

気を緩め過ぎて人々が

密集し過ぎては

勿論アカンのですが、

でも自分以外の人々の

姿を目にして安心する人も

世の中には結構存在する

気がする私なのでした。

 

 

それにしても休業中の

『チャリティ・ショップ』の前に

無造作に袋に詰めた服を

放置していく人間の

頭の中身は

どうなっているんでしょうか

 

本人としては

「あ、寄付します、売っといて」

なのかもしれませんけど

・・・見てわかるだろう、

そのお店、絶対に

3月下旬からこっち

シャッターを

上げていないだろう!

 

雨に打たれ風に吹かれ

袋は結び目がほどけ

中の服や小物が

そこらに散乱し水に濡れ

・・・これ、もう、

嫌がらせの域でしょう・・・

 

何故にどうして

「お店の営業再開を待つ」

ということが出来ないのか・・・

 

でもこれきっと当人は

「自分はいいことをした」

くらいの認識な気がする・・・

 

あれ、シャッター街を

目撃してしまったせいか

文章が湿っぽくなりました

 

明日はもう少し

浮上した内容を目指します

 

人気のない街が

さみしいアナタも

実はそういうのが

お好きなアナタも

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