コロナに関連する記事には

悲観的かつ煽情的な

タイトルの付け方は

止めたいと

思っているんですけれども

 

元ネタはアレです、昭和の奇書

『ノストラダムスの大予言』

 

 

 

 

2020年7の月、英国に

恐怖の土曜日がやって来る

 

 

そんなわけで英国

イングランドにおきましては

今週末土曜日4日より

パブの営業が再開されます。

 

 

 

ロンドン警視庁の

警視総監いわく

「土曜日に外出する方への

私からのメッセージは

落ち着け、

分別をもて、であります」

 

うん・・・

 

うん、それは

わかるんですけど・・・

 

でもこのご時世、落ち着きをもって

分別ある行動をとれる人は

まず今週末には飲みに

出かけないんじゃないかなって・・・

 

いや、外出規制で打撃を受けた

飲食店業界を支援するためにも

自分はあえて!

飲みに出る!という

考え方はアリとは思うんですが。

 

ちなみに今週末、

イングランドのパブに

出かける人は

お店の入り口で

自分の名前を申告、

店内での飲食は

許されるものの

カウンターでの

飲み物の注文は禁止、

代わりに従業員が

各テーブルを回って

オーダーを取るそうで

・・・あの『英国人が唯一

行列を作らない』とされる

『パブのカウンター』の風景が

なくなるのか、という・・・

 

店内でのライブ演奏は一律禁止、

大きな音でBGMを流すのもダメ、

サッカー中継もまだ許されず、

これらはすべてお客に

『普通の音量でしゃべること』を

お願いするための措置だそうです。

 

 

 

(ほら、大声を出すと

そのぶん飛沫が・・・という)

 

一説によれば飲み屋で

大音量の音楽が流されるのは

話し声が聞こえにくいから

お客が大きな声で喋らざるを得ず

すると喉が渇き飲酒速度が上がる、

というお店にとって嬉しい結果を

招かんがための戦略だそうで、

まあ『パブはビールの味と

会話を楽しむための場所だ。

うるさい音楽だの

サッカー中継だのは邪道だ』

とする経営方針のパブ

これまでもあったのですが、

 

 

そうか、じゃあこれから

しばらくパブは爆音とは

無縁の場所になるのか・・・

 

これ、もしかすると

長期的に見れば

パブをこれまで

避けてきた客層が

そうしたお店の新しい顧客に

名乗りを上げる

可能性がありますかね?

 

人生万事塞翁が馬というか、

思い返せば2007年に英国で

室内全面禁煙令が敷かれた際

「パブにタバコの煙はつきものだ」

「喫煙できないパブに誰が行く」

「これは文化の終焉だ」と

大騒ぎが持ち上がり、

英国全土津々浦々にある

パブの命はもう風前の灯火、

さようなら酒と紫煙の日々よ!

という見通しが

幅を利かせたものですが、

ところがどっこい、店内から

タバコのニオイが消えると同時に

お店にはそれまであの

煙臭さを忌避するため

パブに顔を出さなかった人々が

ちょこちょこ足を向けるようになり、

同時に多くのパブがその頃から

食べ物の提供に本腰を入れ始め

(それまでは『ここは飲む場所だ、

食いたいなら他の店に行け』な

雰囲気が強かったように思う)、

今から振り返ればあの時期に

各店がフードメニューの

充実を図ったからこそ

今回のコロナ禍をパブが

乗り切れた面もあるのでは・・・

 

外出制限令が出ていた頃、

一部のパブは

『お持ち帰り用ビール』および

『お持ち帰り用フード』を売り出し

収益確保を目指していたのです。

 

まあでも・・・

 

自分で自分の

話の腰を折るようですが

お持ち帰り用の食事というのは

あれ、店内提供の食事とは

また違った技量

必要とされる品ですね。

 

いえ、近所・・・といっても

家から車で30分、みたいな

ところにあるパブが過去3か月、

そうした持ち帰り飲食品の

販売に力を入れていて

「食べて応援、

飲んで応援の精神です。

週末にあのパブでビールと

何か食べるものを買いませんか」

 

夫(英国人)の言葉に私も同意し

「いいね。ちょっと

メニューを見てみようぜ、

ネットに載っているはずだから

・・・おっ!なんと間がいいことに

『お寿司始めました』だって!」

 

「これはもう君に食べてくれ

買ってくれと言わんばかりですね!

どんなお寿司ですか?」

 

「待て待て、『お持ち帰り用の

お寿司はこのような感じに』と

サンプル写真が載っている・・・

まずはここをクリック!」

 

・・・ええ、お寿司自体は普通の

巻き寿司だったのですが、

何かしら、本当にこれは

誰も悪くはないと思うんですけど

まずお寿司が入っている

パックが黄色の・・・

ハンバーガーとかが

入っていたらよく似合いそうな・・・

 

で、お寿司の下には

当然バランなども

敷かれていなくて・・・

 

そして写真それ自体がその・・・

 

あ、これ、あのパブの

重厚感漂うカウンターの

ほのかな灯の下で

撮影したんだな、という・・・

 

あれですかね、これは

お米民族である日本人

独特のこだわりなんですかね、

『お米には白く輝いて

いてほしい』みたいなのは・・・!

 

はっきり言っちゃうと

『お寿司の撮影:失敗例』な

有様だったんです・・・!

 

ごめん、こんなこと言って

本当にごめん、

でも絶妙に暖色のライトと

容器の色が反射して

酢飯が黄色くて

具(たぶんサーモン)が

紫色ってあれは絶対

色調補正を入れて許された

写真うつりだったと思うの!

 

先方に悪意はゼロ、

全力を尽くした結果がこれ、と

わかるだけにもう・・・

 

お寿司の神様、

これはあんまりです・・・!

 

私の気持ちを察したのか

結局その週末の

持ち帰り飲食計画は

夫の希望で中止に。

 

代わりに私は自分で

巻き寿司を作りました。

 

 

ごめんなさい、わかっています、

これはあんまりにもあんまりです・・・

 

この頃の私は

ガチョウのたまごの

消費に追われていまして、

たまご焼きもついその・・・

 

大は小を兼ねる、の

心得違いが

甚だしかったというか・・・

 

日を改めて再挑戦。

 

 

・・・うーん・・・

 

ちなみに画像は

1枚目の撮影者が私、

2枚目は夫です。

 

お寿司の出来はさておき、

1枚目のほうが

色彩的にはこう・・・

食欲をそそる・・・可能性も

ゼロではない感じですよね?

 

『具』は両方とも

ほぼ同じなんですが

(たまご焼の大きさが違う)

写真に撮ったお寿司の

色味にこだわるのも

お寿司民族故の

美学なんでしょうか。

 

そんなわけでイングランド、

今週末から

飲食店の営業が再開です。

 

 

スコットランドは

屋外テーブルでの営業が

6日より再開、

店内での飲食は

15日以降

認められるそうです

 

・・・夫の撮影した

お寿司写真、本当に

もう少し明るい

光の下で撮るとかさあ・・・

 

ちなみに食べやすさは

圧倒的に2枚目の

お寿司の勝ちでした

 

1枚目はね、我ながら

顎が外れそうになる大きさで

 

ところで私の作る巻き寿司は

切り分ける頃には

海苔がシナシナに

なっちゃうんですが

あれは何か私の知らない

コツがあるんでしょうか

 

巻き寿司がお得意なあなたも

あれは買って

食べるものです!なあなたも

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