ダウ理論 ってのは、結構知っているつもりで理解してない ってのが

多い。 高値・安値の序列だけと思っているヤツもいる。

多くのトレード本や商材でも、サラっとしかやらないってのがほとんど

だ。 何だかなあ・・・ って思っていたら、ダウ理論についての本で

同じような事を言っている著者がいたので、 おっ コイツは

わかっているヤツかも知れんと、キンドルで買って見て読んでみたら

あー コイツもわかってねぇーや アホらし って10ページでやめた。

買った後に気がついたが、 無料読み放題があるやんけ！！！

腹たつなあ、エリオット波動で有名な、エリオットだがアイツは

ダウ理論の研究者でもあった。 ただ、相場の実践家ではないために

相場の予想を無理やり エリオット波動論 で当てはめようと

波がドコまで行くか？ なんて事をアテモノに使おうとしたせいで

滅茶苦茶な部分もある。 んじゃ 使えないのか？ って言うと

そうでもない、使える部分はある。 無理やり当てはめようと

している所は無視すれば、今の波が どの辺りなのか？ って事を

考えながらシナリオを建てるのに役に立つ。 ただし、暫定でしか

ないので、キチっと当てはめようとしたら逆に使えなくなる。

エリオット波動の良い点ってのは、素人が日柄やリズムを読む

感覚が自然と身につく点じゃなかろうか？

たいていの場合、素人の仕掛けが早い。 でもエリオットで言う

ところの2波や4波 だから、仕掛けるのを待とうとか

大きい時間軸の波の一つを分解した時に、そこにもエリオットの波

がある場合があるので、それを気をつけてみると押しや戻りの完了

なんじゃないか？ ってポイントで仕掛ける判断になる。

経験の少ない者が、調整が完了したか？ って事を他のモノで見よう

とすると、結構大変だがエリオットを使うと波でみるクセがつくので

意識しないでも自然と、調整終了のダマシやふるい落としが

イメージできるようになる。 経験の長い者には不要だが

勝ててない素人には、一つの見方としてアリなんではないか？

って思う。 テクニカルだの何とか理論だのを作ったヤツが実践家

でない場合や勝ててないトレーダーである事は、少なくない。

だからと言って使えないのか？ って言うとそうでもない。

ようするに、作ったヤツがインチキだとしても、それを参考にして

いるプレイヤーが一定数いればワークするからだ。

トレーダーとしては芽が出ないで、セミナーでしのいでいたBBバンド

のジョン・ボリンジャー んじゃ BBバンドが使えないのか？

って言うとそんな事はない。 使える部分はたくさんある。

要するにドコを採用し、ドコを無視するのか？ って事が大事で

理論の一通りを理解し、取捨選択する必要があるのだ。

つか・・・ それが出来るレベルの者は、そんなモノは使わない。

それが出来ない者は、使えない部分で ワナ にはまるのだ。

こう考えると、トレード って知識を入れる段階から難しいんだねぇ