第338話)「孫育て」はどうかかわればいい? | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

子育てに関する講演を行いますと、孫を持つ年代の方の参加もあります。そういう方からは、「孫育てに生かしたい」という感想を多く頂きます。

孫育て

そういう方には、フォローの手紙などで、次ようなことをお伝えしています。

孫育てでは、できることが三つあると思っています。

一つは、「親をサポートする」です。親も、苦しい時には我が子をうまく愛せません。ということは、親をサポートすることが、愛が伝わる子育てにつながります。

二つ目は、「親の愛を補う」です。もし親がいなくてさびしい時でも、いろいろな人から大事にされていると感じることができれば、「守られている」という安心感と、「自分は大切にされる価値のある存在なんだ」という自己肯定感が育ちます。

三つ目は、「親の愛を、親の代わりに孫に伝える」です。私も、二人の孫がいます。孫には、「じいちゃんは、○○ちゃんのこと、大好きだよ」だけでなく、「じいちゃんよりもっと○○ちゃんを好きな人がいるよ。それはお母さんとお父さんだよ」と、伝えています(笑)



親(自分の娘や息子たち)の子育てを見ていると、歯がゆい思いをすることもあると思います。

そういう場合も、「そんなに子どもを叱ると、自己肯定感が育たないよ」などと、親を非難するような言い方はお勧めしません。

そんな時には、後で孫に、「お母さんは怒っても、○○ちゃんのこと、大好きなんよ」と、側面からフォローするといいでしょう。


事情があって、親の代わりに孫を育てているという方もおられます。そうなりますと、「孫育て」というより「子育て」になりますので、子育ての基本そのままでいいでしょう。

甘えはしっかり受け止める
でも、先回りはしない
反抗している時(自立に向かっている時)は見守る

――です。

ただその場合でも、遠くにいる(又は、天国にいる)お母さんやお父さんも、あなたのこと大好きだよということも、忘れずに伝えてあげてください。(完)

 

 

 

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