第358話)コロナ休校でダラダラすることから抜け出したい | 幸せのDNA …… 学校では教えてくれない大切なこと

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心理相談員/生きがい・子育て講演講師の みやた あきら です

人はひとつでも居場所があると、生きていけるといわれています
居場所とは、ありのままの自分を受け入れてくれる場所、
「今のままでいいんだよ」と言ってもらえる場所です
あなたの居場所はどこですか?

新型コロナウイルスによる臨時休校で、家で、ついダラダラと過ごしている人も多いと思います。

まずは、ダラダラしてしまう自分を、責めないでください。

突然の休校で、心の準備もできていなかったことでしょう。夏休みのように、いろいろ計画を立てる時間もありませんでした。 まっ、私の場合は、たとえ計画を立てても、計画どおりできた夏休みは、一度もありませんでしたが(汗)

よくない遊びにはまり込んでいなければ、たまにはのんびり、まったり過ごすのもいいものです。

 


写真ACより>


ただ、のんびりとした時間を過ごせていればいいのですが、なんにもやる気が起きなくて「ダラダラ」してしまうことがあります。

私も経験があるのですが、試験が終わった時などに、何もやる気が起きず、無気力状態におちいることがありました。虚しいというか、空虚というか、言葉に表せないほどイヤな気持ちでした。プレッシャーがある時の方が、まだいいと思ったものです。

そんな無気力状態で「ダラダラ」過ごすのは、たまりません。早く抜け出したいものです。

そんな時にお勧めなのは、「やりたかった事リスト」です。

臨時休校になるまでは、いろいろやりたいことがあったはずです。「もし自由な時間があったら……」とか、「春休みになったら……」とか。今は興味を感じなくても、以前「やりたい」と思っていたことをリストアップしてみてください。

リストアップしたものの中には、新型コロナウイルスが心配な状況ではできないものもあると思います。でも、できる事もあると思います。今はやりたいと思っていなくても、その「できる事」を、まずやってみるのです。

そのようにして行動に起こすと、やりたいと思っていた頃の「意欲」がよみがえって来ます。知らぬ間に元気が出てきます。


無気力状態も、「気分が落ち込んでいる状態」の一つです。気分が落ち込んでいる状態から抜け出す方法は、いくつかあります。

1)休む
とにかく休む。ボーっとして過ごす。

2)行動する
考えずに、身近なことから行動に移す。
「やりたかった事リスト」もこの一つ。他には、部屋の掃除や整理をする。ストレッチ、散歩、筋トレをするなど。

3)元気づけツールを使う
自分が元気になる、言葉や、音楽や、ビデオや、本など(元気づけツール)を見つけておき、それで気持ちを高める


どの方法が効くかは、状態や落ち込みの程度によって変わります。今回のように、やる気が起きない時には、『2)行動する』か『3)元気づけツールを使う』が効くことが多いです。

 

うつ症状が重い時には、『1)休む』から始めるといいでしょう。

 


「やりたかった事リスト」ですが、今回は急に休みになったので、やりたいと思っていたことを思い出してリストアップすることになります。

一番いいのは、「やりたいけど、今はできない事」があったら、その時にすぐリストアップしておくのです。そして、時間ができた時や、気分が落ち込んだ時、そのリストを見て、行動に移してみてください。(完)

 

 

 

 

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